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カリミアン、RIZIN初参戦で安保瑠輝也戦でもまさかの反則!ボクシングルールで判定負けに

 12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN DECADE』の“雷神 番外地”で、初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(SINA ARMY)が第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と契約体重100kgのRIZINスタンディングバウトルール2分6R(判定決着あり)で対戦。


カリミアンは平本蓮「BLACK ROSE」軍の代表として、安保は「朝倉未来」チーム大将として激突する。


 カリミアンは長年K-1で戦い、K-1 WORLD GPクルーザー級王者に輝くなど活躍したが、直近はクラウディオ・イストラテやリュウ・ツァーに敗北。今年10月のイストラテとの再戦では、後頭部にパンチを食らって倒れてしまい、そのまま続行不可能に。勝敗無しに終わった。今月14日のK-1代々木大会では、木村太地からダウンを奪ったが、カリミアンの放った蹴りがローブローに。またも試合続行不可能により、ノーコンテストとなっていた。


 1R、足を使って回る安保は、右のパンチ。カリミアンはプレスをかけながら様子を見ている印象。安保はボディから顔面へパンチを打ち分ける。カリミアンはワンツーを仕掛けるが、安保はフットワークでかわす。


 2R、安保は変わらず左をボディへ。カリミアンは接近しての右を放つと会場が盛り上がる。安保はワンツースリーもカリミアンがガード。安保の左が入るも、カリミアンは打ってこいとアピール。安保はヒットアンドアウェーの動きで、顔を突き出して挑発する。


 3R、安保は右を入れると、会場が盛り上がる。カリミアンは右も、安保の右が相打ちで入る。安保は右から左で攻撃。安保はボディ連打でカリミアンの動きを止める場面も。


 4R、安保はフットワークで回るも、カリミアンは一気に距離を詰めてボディ打ち連打。安保が左ボディ、右フック、左とパンチを入れるもカリミアンはノーガード。顔を突き出すカリミアンは右、左のパンチで攻撃。


 5R、足を使う安保。カリミアンはノーガードで顔を突き出し、右ストレート。ワンツーフックのカリミアン。安保は左フックを放つも、カリミアンは効いていないというアピール。


 6R、カリミアンはパンチ連打からバックブローを放ち、会場がわく。安保もパンチ連打からバックブローで大荒れの展開。さらにカリミアンはパンチを打ち続け、レフェリーが犠牲に。カリミアンはバックブローを出してしまい、反則。警告が与えられたカリミアン。安保が怒りのパンチが襲い掛かり、カリミアンも打ち合いに。勝負は判定となり、60-54×3で安保が勝利した。
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