「K-1 WORLD GP」12.3(土)大阪<公開練習>ムエタイの超強豪ヨーシラーが早くも来日!全試合KO・トーナメント完全優勝を宣言「黒田斗真のパンチは僕には通用しない。3試合ともK0で終わらせてK-1のベルトを必ずタイに持ち帰ります」
オムノーイスタジアムバンタム級王者の肩書を持ち、60戦以上の戦績を誇るヨーシラー。今回の初代バンタム級王座決定トーナメントに出場する外国人選手のなかでも実力No.1の呼び声も高く、日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者の吉成名高も「日本のファンの方はなじみが薄いかもしれませんが、ヨーシラー選手はめちゃくちゃ強いです」と評する超強豪だ。
「自分が育った地域は電話・テレビのない貧しい場所で、父が昔ムエタイをやっていた影響で自分もムエタイをやりたいなと思いました。小さい頃は父のスパルタで、かなり鍛えられました。オムノーイスタジアムのバンタム級王座になっていて、他には自分が育った東北の地区チャンピオンになりましたし、3chのテレビマッチのトーナメントで優勝しています」
今回が日本では初ファイトのヨーシラーは「K-1からオファーが来た時はムエタイの代表として参戦できることを嬉しく思いました。K-1はタイでも有名ですし、家族、友達は凄く喜んで応援してくれているので精一杯頑張ります」。
一回戦でヨーシラーはK-1バンタム級日本最強決定トーナメント優勝・黒田斗真と対戦する。ヨーシラーは「凄く左のパンチが強い印象があります。パンチに関してはスピード、パワーもあると思います」とする一方「警戒はしていますが僕には通用しません」と断言。「他の出場メンバーの映像も見たうえで、一番警戒しないといけない相手は黒田だと思います。(ムエタイで実績がある石井一成は?)彼もスピード・パワーのある選手だと思いましたが、一回戦を突破さえすれば大丈夫でしょう」と一回戦突破が優勝するための重要なポイントだと考えている。
K-1王座獲得後には「現在ラジャダムナンスタジアムでランキング入りしているのでラジャダムナンでチャンピオンになることはもちろん、ルンピニースタジアムでもベルトを狙います」とムエタイ二大殿堂スタジアム統一王者も目標に掲げた。ムエタイのなかでも層が厚い軽量級において、一時は16連勝・約3年間無敗という圧倒的な強さを見せていたヨーシラー。初代バンタム級王者としてK-1の歴史に名を刻むことになるか?