「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<公開練習>横山朋哉、番狂わせのトーナメント制覇でよこはまつりの主役になる!「99%負けると言われても1%勝てれば十分。周囲の予想を裏切って、僕がすべてを奪いに行きます」
武尊が返上したベルトをかけて行われる今回のトーナメント。当初Krushスーパー・フェザー級王者・中島千博の出場が計画されていたが、6月「THE MATCH 2022」で負った怪我の影響で間に合わず。今年1月のKrushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントの決勝で中島とベルトを争い、中島と通算成績も1勝1敗の横山がトーナメントの一枠に入る形となった。
スタウロスは武尊が倒しきれなかった相手でもあり「そこが一回戦の僕の一番のモチベーション。武尊選手が倒せなかった相手を倒せば、武尊選手にら近づけると思うし、たくさんの人に自分の実力を認めてもらえる部分も出て来る。ここは倒さないといけないし、日本でも名前が売れている選手を倒して僕の名前を覚えてもらいたい」と燃えている。
準決勝・決勝の勝ち上がりについては「誰が上がってきても間違いなく強いと思う」としたうえで「準決勝は朝久裕貴選手とやりたいです。朝久選手は武尊選手と戦ってもどっちが勝つの?と思われるくらいの選手だし、前からやりたいと思っていました。決勝はレオナ・ペタス選手が上がってくると思います。レオナ選手とは一回スパーリングをやったことがあるんで、次は試合でやりたいですね。ただ兄ちゃん(横山巧)が負けている大岩龍矢選手でもいいし、外国人が上がってもいいように準備します」と話している。
「K-1ファイターである以上、K-1を引っ張っていくという気持ちを持たないといけない。武尊選手が休養宣言をして、トーナメントで一番若い僕がベルトを獲って、これからのK-1を引っ張らないといけないと思います。同世代で活躍している選手は多いですが、自分が一つ上にいかないといけないし、僕がK-1を引っ張る選手になりたいです。(そのために必要なことは?)やっぱり倒して勝つことが重要だと思います。それができないと“K-1 NEXT”の候補に入らないと思うんで、倒して勝たないといけないと思っています」
過去の実績的に横山の優勝を予想するファン・関係者は決して多くないが「勝負に絶対はない。99%負けると言われても1%勝てれば十分。それを試合に持っていくんで」と横山。「僕が負けると思っている人の予想を裏切って、僕がすべてを奪いに行きます。9月11日は僕の大会にします」と番狂わせを起こしての優勝で、よこはまつりの主役になるつもりだ。