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試合結果
ダブルセミファイナル(第10試合)【Krush -58kg級初代王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R】
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試合レビュー
2R、じりじりと前に出て右ローを蹴る寺戸。右ストレートから左ボディと右ロー、さらに左ボディを起点に連打をまとめる。神戸も右フックから左ボディ、左ボディから右フックとボディを交えたコンビネーションで反撃。寺戸が右ミドルと右ストレートを打てば、神戸も左フックを打ち返す。神戸が左フックから右。寺戸も右ストレートを返して打ち合い、右のヒザ蹴りから右ストレート。これが神戸の顔面を打ち抜き、寺戸がダウンを奪う。
3R、ジャブと右ローで削る寺戸。神戸が前に出てくれば左フックとヒザ蹴り。神戸もジャブを突いて左ボディと左フック、寺戸のローに右ストレートを合わせて飛び込む。さらに神戸が回転の速い連打で寺戸を下がらせ、ロープに詰めて連打。神戸の右ストレートが当たるが、寺戸も右ストレートを打ち返し、2人がすさまじい打ち合いを展開する。大歓声が巻き起こる中、試合終了のゴング。会場大興奮の一戦は、2Rにダウンを奪った寺戸が勝利し、決勝進出を決めた。
これでトーナメント決勝の組み合わせは寺戸VS武尊に決定。試合を終えたばかりの武尊がリングに上がり、2人は決勝戦への意気込みを語った。
「今日は超満員の後楽園で楽しく試合が出来ました。倒せなかったこと、後楽園のKO記録が止まったのは残念ですけど、決勝戦でやりたかった寺戸選手とやれることは楽しみです。Krushは壊し合いの場です。日本一の壊し合いをしましょう!」(武尊)
「今日はしんどい試合になると覚悟してリングに上がって、実際にしんどかったです。武尊選手と僕は過疎化が進んでいる鳥取県と島根県の出身です。その2人が東京に出てきて、日本一のKrushのベルトを争うのは最高のシチュエーションじゃないでしょうか。最高の壊し合いをします」(寺戸)
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