match result
試合結果
メインイベント(第8試合)【Krush -67kg Fight/3分3R・延長1R】
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試合レビュー
倒する山際は今回がKrush初参戦。主戦場のビッグバンで重いパンチと蹴りで勝ち星を重ねて「僕は蹴りが得意なので、蹴りを活かして自分のペースで戦いたい。メインで試合をするのは初めてですが、しっかり大会を締めたい」とKrushでも得意の蹴りで勝つと宣言した。
1R、プレッシャーをかけて前に出ていく塚越は鋭いワンツー、前蹴りで距離を取る。山際も下がりながら右ロー・左ミドルを返すが、塚越は下がらない。ジャブから右ボディにつなげる塚越がワンツーから右のヒザ蹴り。これが山際のボディをとらえ、塚越が先制のダウンを奪った。
2R、塚越はどんどん前に出て、ジャブを当ててから右ボディ、顔面への右フック。手数を増やして山際を下がらせる。しかし山際も粘り強くローを返して、インローから右フック。この一発で山際がダウンを奪い返す。山際は立ち上がった塚越に右フックで突進し、塚越が2度目のダウン。立ち上がっても足元がおぼつかない塚越だが、前蹴りで距離を取って、ラウンド終了のゴングを聞いた。
3R、ポイントでリードを許した塚越は左右のフックとヒザ蹴りで猛ラッシュ。山際も左ミドルと右ローを当てるが、塚越の勢いは止まらない。全身で振り回すような左右のフックとヒザ蹴りで攻め続ける。何とかダウンは免れた山際だったが、判定はジャッジ3名とも27-27とし、試合は延長戦へ。
延長R、塚越は完全に息を吹き返し、ジャブから右ストレート、距離が詰まると鋭いヒザ蹴りを突き上げる。山際も負けじとパンチで打ち合うと、塚越が左フックを打ち抜いてダウンを奪う。立ち上がる山際に塚越は左右のパンチを打ち込み、最後は山際をなぎ倒すようにダウンを奪い、激闘に終止符を打った。
見事にメインイベントを締めくくった塚越。試合後は「山際選手は本当に強くて、みなさんの応援で頑張ることが出来ました。また応援よろしくお願いします!」とファンにメッセージを送った。
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