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試合結果
メインイベント(第6試合)【初代Krush女子王座決定戦/-51kg契約/2分3R・延長1R】
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試合レビュー
女子選手がメインイベントを務めるのはKrush史上初。今大会の指定席は完売し、ニコニコ生放送で全試合・完全生中継されるなど大きな注目を集めることになった。(観衆760人 超満員札止め)
決戦を前に互いにKrushらしい激闘&KO決着を誓う両者は「このベルトを腰に巻きたい」(朱里)、「絶対にベルトが欲しい」(林)とベルトへの熱い想いを語っている。
2人は2012年11月の「Krush.24」で対戦経験があり、この時は朱里が判定勝利。朱里が林を返り討ちして初代王者となるか? それとも林がリベンジを果たしてベルトを手にするか?
1R、林がジャブと左ミドル。朱里も前蹴りと右ストレートで前に出る。林は距離を取りながら、右ストレートを何度もヒットさせる。しかし朱里も構わず前進。終盤、左フックから林をコーナーに詰めて右ストレートを打ち込む。
2R、ここもジャブとミドルで距離を取る林。朱里がパンチで前に出る。林は右ストレートを狙いながら、距離が詰まるとヒザ蹴りを返す。前に出続ける朱里、ジャブと前蹴りで距離を取って右ストレートを狙う林。朱里がパンチで前に出てバックブロー、一気に手数を増やすが、林も前蹴りとミドルで譲らない。
3R、これまで以上に朱里がパンチで前進。飛び込むような右ストレートで林の動き止めると、ロープに詰めて猛ラッシュ。朱里の猛攻を凌いだ林も右ストレートを打ち返して激しく打ち合う。本戦の判定はジャッジ1名が30-29で朱里を支持したものの、残り2名は29-29、29-29でドロー。試合は延長戦に突入する。
延長R、左ミドルを蹴って距離を取ろうとする林。そこに朱里が右ストレートを合わせて林の動きを止める。そこから一気に手数を増やす朱里。林をコーナーに詰めて連打をまとめる。林も左右のミドルと右ストレートを返すが、朱里がボディを効かせてヒザ蹴りを連打。林の動きが止まったところでレフェリーがダウンを宣告する。再開後、林は右ストレートで前に出るが、試合終了のゴング。延長までもつれる大激闘を制した朱里が初代Krush女子王座に就いた。
試合後、朱里は「Krush女子チャンピオンになったぞ!やっとKrushのベルトを巻くことが出来ました!すごくすごくうれしいです!」と絶叫。「トーナメントに出場したみなさん、決勝で戦った林選手、本当にありがとうございました」とベルトを争った選手たちに言葉をかけると「Krushの女子を自分が引っ張っていきたいと思います」と高らかに宣言。
バックステージでは改めて「Krushの女子部門を盛り上げたい」と王者としての目標を語り、11・4代々木第二体育館大会への出場をアピールした。
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