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試合結果
ダブルメインイベント第1試合(第8試合)【Krush女子タイトルマッチ/3分3R・延長1R】
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試合レビュー
長らく女子キックのトップ選手として活躍してきた強豪グレイシャアを迎え撃つことになった朱里は「グレイシャア選手との防衛戦が決まって、強い選手なので嬉しく思います。でもこのベルトは絶対に渡しません。グレイシャア選手に勝ってKrush女子のベルトの価値を上げる」と宣言。また「男子に負けないすごい試合をすることも勝負だと思います。そこを見てほしいです」と他の男子の試合とも勝負するとした上で「必ず防衛して面白い試合をします。必ず見てください!」と2度目の防衛を誓った。
一方、グレイシャアは「朱里選手はフィジカル・身体が強いと思いますが、ぶつかり合って勝ちに行きたいと思います」とKrushの王座獲りに意欲。8月に36歳グレイシャアは「若い朱里選手にも勝てるハートをしっかり整えてきました。アラフォーまだまだいけるぞというところを見せたい。男子の試合を食うような熱い試合を朱里選手とやりたいと思います。そしてベルトを東京に持って帰ります」と語っている。
1R、グレイシャアがインローと左ミドル。朱里は前蹴りで下がらせて右ストレート、グレイシャアも左右に動いて左フックを当てるが、朱里の前進は止まらない。逆に朱里は距離を潰して右ストレートとヒザ蹴り、このコンビネーションで前に出続ける。
2R、グレイシャアは右ストレートと左ミドル、前後の出入りと左右の動きと右アッパーとローを当てる。なかなかグレイシャアの動きを捕まえ切れない朱里だったが、グレイシャアの首を片手で掴んでヒザ蹴りを連発。グレイシャアも左ミドル、右ストレート、左ローで応戦する。
3R、ミドルを蹴るグレイシャア。しかし朱里の前進を止められず、朱里が右ストレートとヒザ蹴りで前に出続ける。朱里はグレイシャアのパンチ&奥足ローをもらっても、最後まで前に出てパンチとヒザ蹴りで前に出続けた。試合は判定3‐0で朱里が勝利し、無敗記録を更新すると共に2度目の防衛に成功した。
試合後、朱里は「今年最後のKrush、初の仙台大会でタイトルマッチでした。KO出来なかったのですが、もっと修行を積んで、もっと良い試合、面白い試合が出来るように成長します」と更なる飛躍を宣言した。
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