メインイベントは「Krushライト級GP
2025」決勝戦。一回戦で弘輝、準決勝で昇也を下してきた優勝候補筆頭の西京佑馬と、一回戦で永澤サムエル聖光、準決勝で天野颯大に勝利した古宮晴が激突だ。両者は昨年の12.8「Krush.169」で対戦し、西京が判定勝利。西京が返り討ちにし栄冠を掴むのか? それとも古宮がリベンジをして優勝するのか? 2カ月半という短いスパンでの再戦で、雌雄を決する。
1R、古宮はローキックからパンチ。西京に対して回り込みながらボディブローを打っていく。西京は冷静にさばきつつ、距離を取る。そして右のハイキックを放ちつつ前に出て、パンチを連打し、左フックで一撃。まずは西京がダウンを奪う。続いて、立ち上がってきた古宮に、再び左右のパンチから左フック。古宮を再びダウンさせた瞬間、レフェリーが試合をストップ。西京が1R2分29秒でKO勝利を飾り、「Krushライト級GP
2025」を制覇した。
表彰式後、西京はマイクを握って、喜びの声を語った。
「応援ありがとうございました。めちゃめちゃ疲れましたね。一回戦目で足が痛くなって、正直、準決も決勝も結構メンタル的にキツかったんですけど、なんとか気合いで優勝できました。まあ最後KOで、Krushいい感じ締められたかなと思うんで、次の目標はK-1のチャンピオンを狙ってドンドン試合していくんで、ご注目お願いします」
最後は準優勝の古宮、3位となった昇也、天野颯大らと共に記念撮影に収まった。