第9試合は準決勝第2試合、一回戦で児玉兼慎を相手に延長戦にもつれ込む激闘を展開した天野颯大と、永澤サムエル聖光に勝利した古宮晴の激突。西京の待つ決勝戦に駒を進めるのはどちらだ?
1R、開始早々、パンチを連打する古宮。右のハイキックも繰り出す。さらに左の前蹴りを放った古宮。前蹴りで突き放し、右のローキック。前に出て攻めたい天野の思うようにさせない。天野は左のローキック。さらに飛び込むようにパンチを打つ。一方の古宮は左のストレート、前蹴りで中に入れさせない。
2R、古宮はパンチを連打し、距離を取りながらヒザ蹴りを入れていく。天野は前に出てパンチを繰り出すが、古宮も当てさせない。天野は右のボディブロー。なんとか接近してヒザ蹴りを打ち込んでいく。古宮は左の前蹴りを顔面にヒットさせる。天野も右のミドルキックを打つが、古宮はまたも顔面に前蹴りを突き刺す。
3R、前に出てパンチ、ミドルキックを放っていく天野。左の前蹴りを古宮の顔面に突き刺す。一方の古宮も下がりながらヒザ蹴りに前蹴り。だが、接近戦の中で天野のバッティングがあり、一時中断だ。再開後、天野は前に出てパンチとミドルキック。古宮も下がりながら前蹴りで突き放そうとする。だが、天野も前に出ていく。両者、パンチの打ち合いから古宮のハイキック。だが、倒れない天野はパンチとローキックのコンビネーションを繰り出し続ける。両者最後まで戦い抜き、判定へ。30-30、30-29、30-29の2-0で古宮が勝利し、決勝戦で西京と戦うことになった。