第8試合は準決勝第1試合、一回戦で伊藤健人にKO勝利した昇也と、弘輝に判定勝ちで勝ち上がってきた西京佑馬の対戦だ。
1R、前に出たのは昇也。パンチを出しながら西京をコーナーに追い詰めていく。これを左のパンチで押し返した西京。昇也はバランスを崩して倒れたが、これはノーダウンだ。昇也は構わずに前に出て、プレッシャーをかけていく。ロープを背にした西京はアッパー。さらに回り込みながらパンチを振るっていく。昇也のプレッシャーに下がりつつも、西京はパンチでお返しだ。昇也は右のローキックも繰り出しつつ、接近してパンチ。これに対して西京はカウンターのパンチだ。ここで西京の左のフックが炸裂。西京がパンチを連打し、昇也が倒れ込むが、ここでゴングだ。
2R、前に出てくる昇也に対して、西京はパンチで応戦。回り込みながら、昇也にパンチを当てていく。接近してからの離れ際に西京はパンチをまとめて打ち込み、昇也の思うように攻めさせない。西京の右のアッパーなどパンチが昇也に当たっていくが、昇也も倒れない。
3R、プレッシャーをかけようと前に出る昇也に対して、西京はヒザ蹴り。さらにパンチを連打だ。さらに下がりながらパンチを当てる西京。左右のアッパーを当てていく。だが、それでも前に出る昇也もパンチを振るっていく。その昇也に対して、西京は冷静にカウンターでパンチを叩き込む。昇也は左のハイキック。だが、西京は右のストレートを当てて、昇也に最後まで思うように攻め込ませず。判定となり、30-27、30-28、30-28の3-0で西京の勝利。決勝戦に駒を進めた。