第6試合はKrushスーパー・バンタム級ワンマッチ、内田晶vs齊藤龍之介の一戦だ。内田は2023年の12.17「Krush.156」で岩尾力に敗れて以来、1年2カ月ぶりのKrush参戦。スーパー・バンタム級戦線で再びトップ戦線返り咲きを狙う。対する齊藤は昨年の12.8「Krush.169」での試合が、相手の龍翔が計量時に脱水症状を起こしていたためにドクターストップによる不戦勝。そのため、今回の試合がKrushのリングでスーパー・バンタム級転向の初陣となる。
1R、まずはお互いにジャブとローキックを繰り出し合う。齊藤は右のローキック、左のハイキック。左のヒザ蹴りも繰り出す。齊藤は前蹴りを繰り出しながら前に出てアッパー、ボディブロー。さらに回し蹴りだ。内田も左のローキックを連打して反撃。だが、齊藤は右のローキック、左のハイキックだ。
2R、内田がパンチで前に出るが、すぐさま齊藤は対応。右のローキック、左のミドルキックを繰り出し、内田にプレッシャーをかけていく。齊藤はパンチのコンビネーション。内田も右のローキックからボディブロー。ならばと齊藤は左のヒザ蹴りを顔面に打ち込み、パンチを連打だ。しかし、内田もこれをしのいで左のミドルキックからパンチを振るいながら前に出る。
3R、内田が前進。これを上手くさばいた齊藤は左のジャブから右のローキック。左のストレート。それでも前に出ていく内田に対して、齊藤はカウンターで対応し、パンチとローキックのコンビネーション。それでも内田は前に出て、パンチだ。ならばと齊藤は前蹴りで突き放し、回し蹴り。最後もパンチを打ち込んだが、内田を仕留めきることはできず。判定となり、30-28、30-28、30-28の3-0で齊藤が勝利を飾った。