第7試合はKrushフェザー級ワンマッチ、橋本雷汰vs大脇武の一戦だ。橋本は昨年行なわれた第9代Krushフェザー級王座決定トーナメントの決勝戦で、延長までもつれ込みながら石田龍大に敗戦。再びベルトを狙うためにも、負けられない一戦だ。一方の大脇は昨年の11.23「Krush.168~in
NAGOYA~」でK-1
GROUP初参戦。元Krushフェザー級王者の実力者・新美貴士にKO負けしているが、王座決定トーナメント準優勝の橋本相手にKrush初勝利を狙う。
1R、お互いにローキック、ミドルキックを繰り出しながら様子を見合う。ジリジリとプレッシャーをかけていく橋本。大脇もパンチを繰り出しながら対抗だ。橋本はコーナーに詰めてボディブロー。大脇もボディブローで反撃。それに対して橋本も顔面への左右のパンチだ。
2R、ジリジリとプレッシャーををかけていく橋本、右のローキックからボディブロー。大脇もロープを背にしてパンチで対抗だ。さらに右のハイキックを繰り出した大脇。それに対して橋本も大脇をロープに詰めながらパンチにローキックだ。そして、大脇をコーナーに詰めた橋本。だが、大脇もパンチを振りながら押し返す。さらに橋本が追い込みパンチを連打。大脇も左右のボディブローを振るって押し返す。ロープ際で橋本が飛びヒザ蹴りを繰り出せば、大脇は回し蹴り。ならばと橋本はパンチを連打する。
3R、大脇は左右のパンチ。さらにバックブローも放つ。だが、しっかりとガードしている橋本はジリジリとプレッシャーをかけ、大脇をロープに追い詰めていく。大脇はロープを背にしながらもパンチで反撃。橋本もパンチを連打して、大脇を前に出させない。大脇はバックブロー、しかし、橋本は右のフックを当てて、パンチを連打していく。それでも大脇はまたもバックブローを炸裂させる。だが、ここでゴング。判定となり、30-29、29-30、29-29の1-1。延長Rに突入だ。
延長R、プレッシャーをかける橋本に対して、大脇も前蹴り。大脇はプレッシャーをかけられながらも、パンチ、さらにバックブローを繰り出して反撃する。だが、大脇のローブローが入ってしまい、一時中断だ。再開後、パンチを振るっていく大脇。それに対して橋本もパンチで反撃。だが、大脇も下がらない。両者、近い距離でパンチの打ち合いだ。だが、ここでも決着はつかずに判定に持ち込まれ、10-9、9-10、10-9の2-1で橋本が再起戦を勝利で飾った。