第3試合では「Krushライト級GP
2025」一回戦の第2試合として、西京佑馬と弘輝が激突だ。西京は戦前の予想では多くの人が選ぶ今回のトーナメントの優勝候補。元Krushスーパー・フェザー級王者という実績もあり、実力は疑うべくもない。この西京に挑む弘輝は、「一回戦が西京くんなんて、ホンマに持ってる」と嘯き、強気の姿勢で優勝を狙う。
1R、弘輝が右のローキックを放てば、西京はジャブを当てていく。さらに西京は右のミドルキック。弘輝もパンチを連打。さらに左のストレートだ。一方の西京もパンチを連打。前に出てきた弘輝に対して、左右のパンチを振るい、右のミドルキックだ。弘輝もローキックで対抗。しかし、ここで1R終了だ。
2R、弘輝がローキックからジリジリと前に出る。そして接近してパンチを連打。だが、西京も下がりながらパンチを打ち込んで対抗。さらにパンチを連打する西京。弘輝が前に出てくると、そこでパンチを叩き込む。弘輝も下がらずにローキックを打ち込んでいくと、西京の左足が流れ始める。
3R、西京がパンチを連打。それに対して、弘輝は前に出ながら右のローキックだ。ならばと西京はパンチを連打。これに対して弘輝もパンチを連打して返していく。弘輝はボディブローの連打から右フック。さらにロキックも入れていく。西京はパンチの連打からヒザ蹴り。しかし、ここで体勢を崩してしまう。西京は下がりながら左のフック。しかし、下がらない弘輝は構わず右のローキックから前に出て右のフックだ。ここで西京は左のハイキック。さらにパンチを連打すると弘輝の動きも一瞬止まる。だが、仕留めることはできず。判定となり、30-29、30-29、30-28の3-0で西京が勝利。準決勝進出を決めた。