第3試合は鈴木翔也vs斎藤祐斗のKrushライト級ワンマッチだ。当初、鈴木の相手はSEIYAだったが、負傷によりカード変更。急遽代打で斎藤の参戦となった。鈴木は前回の1.28「Krush.157」で堀井翼に勝利。連勝を狙う。一方の斎藤は昨年の6.16「Krush.150」での山本直樹に勝利して以来のKrushのリング。普段はスーパー・フェザー級の斎藤だが、今回は急遽ということでライト級での参戦だ。ベテラン同士の一戦となるが、勝利を手にするのは?
1R、斎藤は左にミドルキック、右のローキックを打っていく。さらに左のハイキックを放った斎藤。だが、鈴木もしっかりガードして、右のローキックでやり返す。そしてボディブローからパンチの連打。ならばと斎藤もボディと顔面にパンチを振るっていく。ここで斎藤が鈴木をロープに追い込んだところで、斎藤の左のフックが鈴木に炸裂してダウン。再開後、斎藤は前に出てパンチを振るっていくが、鈴木も今度は倒れない。
2R、鈴木がパンチで前に出る。斎藤はバックブローで反撃。そして近い距離からパンチを放っていく。そして再びロープに追い詰めてパンチを連打。これを鈴木もパンチを放って応戦だ。ここで斎藤は右のフックから左のハイキック。さらに斎藤の右のフックが炸裂し、鈴木がグラつく。その鈴木に斎藤がさらにパンチを重ねて、2度目のダウンを奪う。再開後、斎藤はまたもロープに追い詰めてパンチを連打。倒れない鈴木にパンチ、ハイキックを見舞っていく。鈴木もボディブローを放ちながら反撃。コーナーに追い込まれながらも、倒れずにパンチを打ち返していく。
3R、前に出る斎藤。鈴木もヒザ蹴りをぶち込んでいく。斎藤は左のローキックを放ち、鈴木をロープに追い込んでいく。しかし、鈴木はその状態からパンチを連打して反撃。だが、ついに斎藤の左のハイキックが鈴木に炸裂。これで鈴木が倒れて、斎藤が3R1分11秒、KO勝利を飾った。
試合後、斎藤はマイクを握って、喜びの声を語った。
「こんばんは、愛を知る県から来ました斎藤祐斗です。今日のKrushどうですか? あの僕、個人的問題ですけど、子供生まれて初勝利できました。ありがとうございます。今日KOで勝てて、こうやって皆さんの前で喋れて、とっても嬉しいです。今回代打でしたけど、次、早めに試合お願いします。今日はありがとうございました」