第1試合前に「K-1✕Krushスーパー・ライト級4対4マッチ」の綱引きによる公開抽選が、宮田充Krushプロデューサーと、ABEMA中継の解説のKrush EVVANGELISTの石川直生さん、解説の元プロボクサー・細川バレンタインさん、同じくゲスト解説でKrushスーパー・バンタム級王者の璃明武が立ち会いのもと行なわれた。
リング上には綱が置かれ、その上にはシートが被せられている。K-1選抜の選手が赤コーナーに、Krush選抜の選手が青コーナのリングサイドに、4選手ずつそれぞれ分かれ、K-1選抜の選手から先に引っ張る綱を選択。続いてはKrush選抜が選び、シートが剥がされる。そして、両サイド綱を引っ張り、「K-1✕Krushスーパー・ライト級4対4マッチ」第1試合はジン・シジュンvsFUMIYA、第2試合は佐々木大蔵vs寺島輝、第3試合は林健太vs稲垣柊、第4試合はゴンナパー・ウィラサクレックvs塚本拓真に決定した。
その後、8選手がリングに上って、カード順にフォトセッションを行なった。
第1試合はKrushスーパー・フェザー級ワンマッチ、立基vs天野颯大の一戦だ。これが約11カ月ぶりの試合となる立基に対して、天野はここ2戦2KO勝利と波に乗っている。勝利を手にするのはどちらか?
1R、まずはジリジリと距離を詰める天野。それに対して立基は、ジャブを繰り出しつつ距離を取っていく。天野は距離を詰めてパンチを連打。ボディに一撃食らわせる。立基も左のローキックを繰り出していくが、天野は左のミドルキックからパンチ。距離を詰めてパンチからローキックを放っていく。天野は距離を詰めて左右のローキック。
2R、やはり距離を詰める天野。立基もローキックを放って応戦だ。さらにパンチを連打する天野。立基もパンチ、ローキックで対抗。ならばとさらに距離を詰めに行く天野。両者もつれ合ったところで一旦ブレイクすると、お互いミドルキックを放ち合う。お互いにパンチとローキックを繰り出していく中、天野のカーフキックがラウンド終盤に決まる。
3R、ゴングが鳴るとまずは立基がジャブを放っていく。天野はプレッシャーをかけながら左のローキック。さらにパンチからローキックのコンビネーション。立基もローキックを放って応戦だ。天野は飛びヒザ蹴りと見せかけて、パンチ。さらに当たらなかったが、バックブローも見せる。そしてローキックを放ってくる天野に対して、立基もパンチで対抗。さらにヒザを混じえてパンチを打っていく。ここでラウンド終了。30-29、30-30、30-29で判定2-0で天野が勝利を飾った。