第3試合は長野翔vs小浦翼、注目のKrushフライ級ワンマッチだ。長野は昨年第2代Krushフライ級王座決定トーナメントにも出場。準決勝で大夢に敗れたものの、その後はKrushのリングで2連勝を飾っている。対する小浦はプロボクシングから転向し、昨年12.17「Krush.156」でデビュー。2戦目でKrushルールに適応した姿を見せるか? それとも長野が返り討ちにするのか?
1R、まずは長野が右のローキック。それに対してパンチで前に出ようとする小浦。小浦はさらに前蹴り。それに対して長野はパンチを打っていく。長野が右のストレートを放ち、さらに右のストレートが炸裂し、小浦がダウン。立ち上がった小浦は左のフックを放つが、長野は当てさせない。小浦は前に出て左のボディブロー。ならばと長野はパンチを連打。前に出てさらにパンチを打っていく。小浦はヒザが落ちるが、ダウンは免れたところでラウンド終了だ。
2R、開始早々に長野にバッティングが入ってしまい、一旦試合中断。再開後、長野のローキックが決まっていく。長野はジリジリと前に出て、右のフック。小浦も距離を詰めてボディブローを放つが、長野も飛びヒザ蹴りでやり返す。そして、長野の左のストレートが決まって、よろけるように小浦がダウン。さらに右のパンチが入って、長野にもたれるかかるようになってしまう。再開後、長野がパンチのラッシュ。さらにローキックを決めていく長野。小浦のストレートも炸裂するが、長野は倒れない。やはり前に出て、小浦を仕留めにかかるが、ここでラウンド終了だ。
3R、いきなりパンチのラッシュをする長野。小浦もボディブローを放って前に出る。しかし、小浦は組み合うことが多くなり、ホールディングの注意が与えられる。長野は左のジャブを当てながらミドルキック。さらにローキックを放っていく。そして飛びヒザ蹴り、左のハイキックなども放っていく長野。さらに小浦が前に出たところで左のミドルキックだ。終了間際に、飛びヒザ蹴りをもう一度放った長野。小浦を仕留めることはできなかったが、判定は30-24、30-25、30-24の3-0で長野が勝利した。