第5試合は「K-1✕Krushスーパー・ライト級4対4マッチ」の第1試合。K-1選抜はGLORYなど世界の様々なリングで活躍し、昨年の7.17K-1両国国技館大会でK-1 GROUP初参戦を飾った韓国のジン・シジュンだ。対するKrush選抜はFUMIYAに決定。勝っても負けてもKO決着で、“Krushの体現者”とも呼ばれるFUMIYAは、凶暴なファイトスタイルから“コリアン・サイコ”の異名を持つシジュンと、どのような戦いを見せるか? なお、シジュンは計量で250gオーバーしたため、減点1で試合開始。またグローブハンデとして、10オンスのグローブとなる。
1R、ゴングが鳴るとジリジリと前に出るFUMIYA。カーフキックを放って様子を見る。それに対して、シジュンはパンチで前に出る。これをしのいでローキックを放っていくFUMIYA。それでもシジュンは構わず前に出て前蹴り。さらにローキックを放っていく。そしてロープ際に追い詰めて、右のフックで一撃。FUMIYAからダウンを奪う。立ち上がったFUMIYAに、シジュンはさらに距離を詰めてパンチを連打。ロープ際でパンチを連打し、右フックをぶち当てると、FUMIYAが再びダウン。シジュンが1R2分48秒でKO勝利となった。
試合後、マイクを持ったシジュンはKO勝利の喜びの挨拶を行なった。
「皆さん、こんにちは。ジュン・シジュンと申します。対戦相手の方に痛い思いをさせてしまい、とても申し訳なく思っています。これがKrushですよね。毎試合ごとに、とても怖く緊張しております。ただ、今回このようなお時間をいただいて、いい試合をできたと思っております。ちょっと足が痛いです。ありがとうございます!」