プレリミナリーファイト第1試合は山本陸vs橋本楓汰のKrushフェザー級戦。山本は楓汰の双子の兄弟である雷汰と、昨年の「K'FESTA.6」のプレリミナリーファイトで対戦して引き分けている。楓汰とはどのような結末となるか?
1R、まずは楓汰がプレッシャーをかけてくるところを、山本がパンチでワンツー。それでも楓汰はローキックを打って下がらない。山本もローキックを繰り出しつつ、時折パンチを打ち込んでいく。ならばと楓汰も右のカーフキックなどで山本の意識を散らして、ストレートで一撃。しかし、山本もパンチで反撃。右のストレートを炸裂させる。
2R、相変わらずカーフキックを繰り出していく楓汰。もつれ合って一度ブレイクした後、楓汰の右のカーフキックが炸裂し、山本がダウンだ。試合が再開すると、楓汰がジリジリとコーナーに詰めてカーフキック。さらに楓汰はストレートを炸裂させる。山本もパンチで反撃するが、楓汰の右のカウンターのストレートが炸裂。さらに左のストレートを当てた楓汰。続いて右のストレートも打ち込み、ゴング終了間際にも右のストレートを2発当ててみせた。
3R、山本はローキックを繰り出すが、楓汰は落ち着いて顔面にストレートを当てていく。さらにジャブで押し込むと、右のカーフキック。続いて右のストレートを当てる。山本もパンチで反撃。飛び込むようにヒザ蹴りを繰り出してみせる。だが、楓汰は上手くガードをして決定打を許さない。それでも逆転を狙う山本はパンチを振り回してプレッシャーをかけていく。右のフックが炸裂し、一転して楓汰が押され気味になり始めたが、ここでゴングが鳴って試合終了。判定となり、30-28、30-28、30-27の3-0で楓汰が勝利を飾った。