第3試合は坂本寿希と林佑哉という、共に他団体で王者になった経験を持つ者同士が激突するKrushバンタム級ワンマッチだ。林はKrush初参戦。どのようなインパクトを見せるかに注目だ。
1R、まずは林がローキックを出しながら前に出ていく。坂本もミドルキックで応戦。ローキックを放ちながら飛び込むようなパンチも見せる。坂本は左のローキック繰り出すが、林は前に出てプレッシャーをかけていく。前蹴りで突き放し、飛び込んできたところに左のフック。さらにコーナーに詰めたところで、ラウンド終了だ。
2R、前に出る林。坂本をコーナーに詰めてパンチを連打。しかし、林もパンチで打ち返して押し返す。それでもプレッシャーをかけ続ける林はコーナーに追い込みながらパンチを連打だ。さらに右のハイキックを放った林。坂本は掴む展開が多くなり、サバ折りで林を倒したところで警告が与えられる。
3R、林はプレッシャーをかけてコーナーに追い込んでローキック。さらに左のフックを当てるとローキックだ。坂本も蹴りで応戦するが、下がらない林は前に出てパンチを連打。坂本を追いかけながらパンチを打ち込んでいく。坂本も飛びヒザ蹴りを繰り出すが、それでも林は下がらない。右の前蹴りを顔面に入れた林は、最後も坂本をコーナーに追い込んで左フックを食らわせたが、ここで試合終了。判定で30-29、30-28、30-28の3-0で林が勝利を飾った。