第6試合は近藤魁成と塚本拓真がKrushスーパー・ライト級ワンマッチで激突する。近藤は前回の試合でFUMIYAにKO負け。対する塚本は昨年4月の第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメントで1日に2試合負けるという屈辱を味わった。両者にとっては再起戦となるこの試合で、復活の狼煙を上げるのはどちらか?
1R、まずはミドルキックを放っていく塚本。それに対して、近藤はローキックを放ちながら前に出ていく。塚本はハイキックを放つが、しっかりガードしている近藤はローキック。さらにジャブを当てていく。塚本もミドルキック、ヒザ蹴り。だが、近藤はローキック、ジャブ、前蹴りと攻撃を上手く散らしていく。
2R、近藤はパンチを連打。塚本にプレッシャーを与えていく。塚本も負けじとヒザ蹴り、ローキックで応戦。ボディブローも入れていく。これに対して、近藤は前蹴りで距離を取り、パンチ。塚本は右のミドルキックで応戦するが、近藤はジリジリとコーナーに詰めてヒザ蹴りだ。塚本もヒザ蹴りで返し、パンチを顔面にヒットさせる。しかし、近藤も押し込まれたところからパンチのワンツーをヒット。塚本をロープに追い込んでいく。だが、そこでパンチの打ち合いとなる中、塚本の左のストレートが炸裂して、近藤がダウン。立ち上がったところでラウンド終了だ。
3R、塚本はミドルキックで攻め込むが、近藤もパンチを放ってやり返す。しかし、塚本もパンチで応戦。ヒザ蹴りを放って下がらない。そしてパンチを連打していくが、近藤も下がらずにパンチで応戦だ。塚本は前に出てくる近藤にパンチを当てていく。下がらない近藤もストレートを連打。しかし、ここで塚本の右のフックがカウンターで決まりダウン。なおも立ち上がった近藤の顔面に塚本のパンチが何発も当たっていくが、近藤も倒れない。ここでゴングが鳴り、試合終了。判定は30-26、30-26、30-26の3-0で塚本が復活の勝利を飾った。