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試合結果
第17試合/K-1 WORLD GPミドル級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
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試合レビュー
松倉は、6月の初代ミドル級王座決定トーナメント一回戦でヴィニシウス・ディオニツィオをKOし、準決勝で強豪ムスタファ・ハイダからダウンを奪って勝利。決勝ではハッサン・トイの左フックでKO負けを喫したものの、堂々の戦いぶりで準優勝を果たした。
両者は、今年9月に行われた同級トーナメント決勝で対戦し、ハッサンが1R42秒でKO勝ちを収めているが、今回はどんな結果が待っているのだろうか。
1R、ハッサンはインロー、左フック、前蹴りで攻撃。松倉はローキックを返す。松倉は左フックダブル。ハッサンも左フックダブルで攻撃。さらにハッサンはイン、アウトのローキック。ハッサンのヒザ蹴りに右を合わせる。そして左ボディへ攻撃をもらう松倉は、これを耐えてローキックでダメージを与えていく。
2R、ハッサンはボディ打ちから右アッパー。松倉はローキック、三日月蹴り、そして左のパンチが入る。下がるハッサンに、パンチをまとめる松倉。ハッサンへのローブローで一時中断。再開後、ハッサンは左、右を返す松倉。ハッサンはボディストレート連打。松倉はカーフキック。ハッサンがボディ打ち。松倉はボディブローを入れると、ハッサンの動きが止まる。松倉はボディ打ち連打。松倉が巻き返した。
3R、ハッサンはインロー。松倉もインローを返すが、これはローブローに。ハッサンは前蹴り、インロー。松倉の前蹴りに、ハッサンは右を顔面へ。下がる松倉に、ハッサンがギアを上げる。松倉は左ボディ。ハッサンがヒザ蹴り。松倉の右ボディ。ハッサンは右ショート。ハッサンはハイキック。松倉はインロー、左、右フックを返して判定へ。1-1でドローとなり、延長ラウンドへ突入となった。
延長ラウンド。ハッサンは前蹴り連続。松倉はミドルキック、ローキックを返す。ハッサンもローキックを返す。松倉もローキックで攻撃。ハッサンは回って仕切り直し。松倉はローキック、さらに右から左フック。松倉はローキック連発。下がるハッサン。松倉は右、左。ローキックを繰り出す松倉。最後で両者は打ち合い、判定へ。2-1で松倉を支持し、新王者が誕生した。
新王者となった松倉は顔がボコボコに腫れて涙、武尊も涙を流して抱き合った。王者になった松倉は「3週間前に足の小指を骨折して歩けなくて怖くて、靴も履けなくて怖くて。周りの人が支えてくれてリングに立つことができました。本当によく、みんな挑戦した方がいいと思います。ずっと、ひとつのことを続けていくと挑戦は始めた時点で成功なんじゃないかなと。みんなとは格闘技を通してできているんで、大切にしていきます」と挨拶した。
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