フェザー級に転向してから勝ち星を積み上げてきたMOMOTAROだが、6月に稲垣澪に敗れて捲土重来を期すMOMOTARO。対する九州を中心に活躍する銀次は今年5月の福岡開催のKrush-EXで直也をKOで倒し、K-1 GROUP初勝利を上げて上り調子。フェザー級戦線のトップ戦線を伺う両者の激突だ。
1R、銀次が前に出ていくが、MOMOTAROは当たらなかったもののカカト落としを見せる。そこに銀次は飛び込むようなパンチの連打だ。MOMOTAROは強いローキックからストレート。距離を取るとミドルキックを打っていく。
2R、MOMOTAROが右のバックブローを放つと、銀次の頭に肘が当たってしまい、MOMOTAROに注意が与えられる。再開後、前に出てくる銀次に対し、MOMOTAROも前に出てパンチの連打。さらに突っ込んできたところにローキックだ。銀次もバックブローを披露。それに対してMOMOTAROは蹴り技で突き放していく。
3R、突っ込んでくる銀次をかわしてMOMOTAROがパンチ。さらにコーナーに詰めて膝蹴りを放っていく。銀次も前に出てパンチの連打。だが、MOMOTAROのミドルキック、前蹴りが炸裂していく。MOMOTAROの前蹴りが顔面にヒット。銀次も中盤に飛び膝蹴りで反撃するが、冷静なMOMOTAROはミドルキック、前蹴りを当ててペースを譲らず試合終了。30-28、30-28、30-29の判定3-0でMOMOTAROが勝利を飾った。