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試合結果

メインイベント(第10試合)/初代Krushフライ級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

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試合レビュー

 初代Krushフライ級王座決定トーナメント決勝は、わずか32秒でムエタイ王者・天馬を降してきた大夢と判定で初戦を突破した優勝候補・大久保の対戦となる。

 1R、大夢はガードを高くし大久保ににじり寄る。しかし大久保は距離を詰めさせまいとミドルとロー、そしてパンチを回転させてボディまで打つ。大夢が迫っても大久保はサイドに回って間合いを戻す。左フックを当てる大夢はカーフキックを連係するが、大久保もカーフを当て返す。

 2R、両者堅固なガードからジャブを突く。大夢がこのラウンドもロープまで詰めるが、大久保は押し返して左ミドルを打ち込む。大夢はしかしプレッシャーを落とさない。だが大久保は右ストレートで大夢のバランスを崩し、その後に飛びヒザをフォローする。大夢はしかしこれを当てさせず、抱え上げるように受け止める。

 3R、大久保はジャブを突きつつ右カーフキックも入れ、プッシングも交え大夢と対峙する。大夢はしかし打ち合いの中で右ストレート、左フック、右ストレートと次第にパンチで大久保をとらえていく。

 判定は30-29、30-30、30-30で大久保に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、大夢はガードを上げてプレッシャーを発して大久保に迫る。大久保はガードからミドルとローを返していくが大夢は下がらない。右アッパー、左フックと大久保に迫る。パンチにミドルを混ぜる大久保に大夢は左右フックで応戦。

 判定は10-9(大久保)、10-9(大夢)、10-9(大久保)の2-1で大久保。苦しい戦いを制し涙の戴冠、初代王者となった。

大久保のマイク
「ほんとにこの試合にいろんな思いで臨んできました。いろんなところから注目されて自分が絶対勝たなきゃいけない状況でこのトーナメントに優勝できたことはほんとに嬉しかったです。いろんな人に支えられて最後まで立てました。ありがとうございました!」

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試合情報

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大会名
2022年9月24日(土)Krush.141
日程
2022年09月24日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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