match result
試合結果
第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、蓮實は前に出てカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)と左フック、右ストレート。大野はこれに正面衝突しないよう距離を取って回り、ジャブとカーフキックで応戦。蓮實の強打に空を切らせ、左右ストレートを打ちつける。
2R開始から蓮實は前に出て左右ストレートで迫る。大野は距離を取って立ち、突っ込んでくる蓮實に右ストレート、左フック、アッパーと合わせる。蓮實は三日月蹴りからパンチを振るうが大野は当てさせない。空振りでやや消耗してきたかの蓮實だが、左フックとストレートを当て、大野を打ち合いに呼び込む。しかしここで大野が左フックをヒット、ダウンを奪って2Rを終える。
両者、抱擁してから3Rの攻防に入る。左フックと右ストレートを振るい、ダウンを奪い返さんとする蓮實だが、大野の腕を伸ばしたガード、前蹴りに阻まれる。そして大野は距離を作った上で左フックと右ストレートを蓮實に当てる。大野は安保瑠輝也を思わせるジャンプしての2段蹴りも見せる。判定は30-28、30-28、30-28の3-0で大野。大会第1試合を打ち合いの果てにダウンを奪って制した。
■大野祐志郎のコメント
「(試合の感想は?)しんどかったなって。あとは試合中に蓮實選手が『殴り合いやろうよ』と言ってきて楽しかったです。楽しい試合でした。(対戦相手の印象は?)戦う前は対戦相手なんで距離を置いて、目を合わせることなく接していて。寡黙な人やな、もっと余裕を持ったらいいのにと思っていました。ただ試合中にそういうこと(打ち合おう)があったり、試合が終わったあとの言葉で、めちゃくちゃいいやつだなと思いました。同世代ですし、ライバルだけど競い合っていく仲間かなと。人としてつながることができる人間だと思いました。(今後の目標は?)昨年12月にK-1大阪大会で(大和)哲也くんにボコボコにやられて。哲也くんにも直接言っているけど、彼にリベンジを達成することが目標です。そのためにも肩書=Krushのベルトを獲って挑みたい。あとは階級を下げてきた近藤魁成くん。僕はKrush初戦で魁成くんのお兄ちゃんの近藤拳成くんとやって勝っているんで、ストーリー性もあると思います。だから『魁成くんどうかな?やろうよ』って感じです」
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