match result
試合結果
メインイベント(第10試合)/Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- 名古屋JKファクトリー
- K-1ジム五反田チームキングス
- 戦歴
- 28戦 17勝(7KO) 10敗 1分
- 35戦 21勝(10KO) 13敗 0分 1無効試合
- 生年月日
- 1993.9.26
- 1996.9.4
- 身長・体重
- 171cm ・ 57.5kg
- 170cm ・ 57.5kg
- ファイトスタイル
- サウスポー
- オーソドックス
- 出身地
- 愛知県安城市
- 大阪府堺市
review
試合レビュー
1R、新美は開始から右フック、左ストレートと攻めるが、玖村も引かずに右ストレート、左フックを返す。圧力を掛けていく新美だが、玖村は右ストレート、左フックをリターンする。玖村はガードを固くし、そこから飛びヒザ、バックブロー。だが新美は当てさせない。逆に玖村に飛びヒザ、左ストレートで圧を掛ける。
2R、新美は右フックを当てて前へ。玖村をコーナーに詰め攻撃をまとめるが、新美の蹴りがローブローとなりインターバルが取られる。玖村はガードを高くし、右ミドルを返すが、新美は細かな連打から顔へのヒザ。玖村をロープ・コーナーまで下がらせる。しかし玖村も右ストレートからヒザを繋いで前に出る。だが新美も前蹴り、左ストレート、右フックで再び玖村を押す。ラウンド後半は玖村が右ストレート、右クロスを新美に当てて終える。
3Rも新美が前に出て玖村をコーナーに詰める。玖村は攻撃の切れ間に右ストレート、左フックを返す。新美のローに玖村はヒザ蹴りで応戦。両者一進一退。ローを当てる新美だが、玖村が右ストレートを中心に前に出てくる。前蹴りから左フック、右ストレートとパンチをまとめる玖村。判定は30-29、30-29、30-29の3-0で玖村。リベンジを達成し、王者となった。
玖村のマイク
「たくさんの応援ありがとうございました。僕は4年前このベルトを取るために、地元・大阪からいろんな人に嫌われて、いろんな人と縁を切って上京しました。網膜剥離もあって挫折したんですけど、ようやくこのベルトを巻くことができました。Krush王者としてこのベルトを守ってK-1のチャンピオンに挑みたいと思ってます。新美選手がこのベルトの勝ちを高めてくれたので、僕はもっと世の中に広めていきたいと思います。これからも玖村修平と玖村将史、玖村兄弟をお願いします」
「まずリベンジしてチャンピオンになれてホッとしています。(攻撃を効かされる場面もあったが?)前回の敗戦、あそこで飲まれてそのまま相手のペースでやられました。2月のK-1で盛り返す試合ができて、その感覚も残っていたのもよかったし『リベンジするぞ』「こんなところで終わってられへん』という気持ちで戦って。(勝因は)気持ちの一言です。(チャンピオンになって)まだ実感はないけど、このベルトを巻くために色んな人と縁を切ったり、色んな人に嫌われて悔しい想いをしたし、網膜剥離という怪我も経験したし、負けも経験したんですけど、ぶれないいもちを持ったらチャンピオンになれると思ってやってきました。有言実行できてやってきてよかったと思います。
(削り合い以外の選択肢は?)なかったです。選手の予想コメントで打ち合ったら玖村が負けるって予想されていて『見とけよ』って感じでした。打たれ強い・打ち合いに強い新美選手に打ち勝つための練習をして、それが試合で出たと思います。本当は倒すところまで行きたかったんですけど、気持ちで勝てたと思うので。リベンジできたかなと思います。(最後に右を連打した場面は?)前回対戦したときは右(拳)を骨折していて、右を出せなかったんですけど、今回は万全だったんで右を使えたかなと思います。(どんな対策を立てていた?)下がらない。下がっても気持ちは前に残す。前回は気持ちも下がってしまったんで、気持ちの一言です。
(弟に先を越されて、弟に負けたくないという想いはあった?)それが一番強かったです。周りからも弟のことを言われたり、兄弟でレベルが違うと言われたり、心が折れそうになったり、自分はベルトを巻けないのかなと思ったり。努力は才能に勝てないと言われていたんですけど、自分は努力で乗り越えると言ってきて、それができました。弟は第6代Krushスーパー・バンタム級王者で、僕も第6代Krushフェザー級王者です。ここからは弟に追いついて、弟を追い越したいです。(ファンへのメッセージ)応援ありがとうとざいます。これからKrushフェザー級のベルトの価値をあげていきます」
■新美貴士のコメント
「やれることはやったんですけど結果が出なかったので悔しい想いでいっぱいです。(玖村はラウンド始めから先手を取ってきたが)ポイントを取るところでしっかり取ってきて、それが判定に響いたのかなと思いました。そのあたりが上手でした。(自分の良いところ・悪かったところは?)パンチも蹴りも的確に当ててはいたんですけど、下がっちゃいけないところで下がったり、そこが敗因かなと思いました。(自分のペースにならなかったのは?)相手が対策というか上手さだと思います。研究されているとは思いましたけど、相手の方が一枚上手だったかなと思います。(今後は?)今のスタイルに磨きをかけて改善点だったり修正点を伸ばしていきたいです」
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