match result

試合結果

第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    team NOVA
    ザウルスプロモーション
    戦歴
    35戦 21勝(9KO) 12敗 1分 1無効試合
    15戦 10勝(6KO) 5敗 0分
    生年月日
    1997.12.3
    2002.5.30
    身長・体重
    172cm ・ 62.5kg
    177cm ・ 62.5kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    サウスポー
    出身地
    神奈川県三浦市
    東京都練馬区
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review

試合レビュー

 里見は昨年9月のKrushライト級王座決定トーナメント決勝で瓦田脩二に敗北して以来の再起戦。対する龍華は目下8連勝と絶好調。本大会で組まれた3つのライト級戦の1試合目で存在感を示すのはどちらか。

 1R、両者サウスポー。圧力をかけるのは里見。上体を振る里見に龍華はフェイントをかけながら細かい右ローを放つ。ゆったりした構えから里見が左ハイを見せると、龍華は右ミドルで応戦。龍華の右ローが里見の下腹部に入り一時中断する。再開後の交錯で再び龍華の右ローがローブロー。再開後には龍華が左ローを里見の内ももに叩き込む。ラウンド終了直前には龍華が左ハイキックから右バックブローを放ち、里見がダッキングでかわす。

 2R、ジリジリと距離を詰める龍華。両者とも細かいローの交換でけん制しあう。龍華が遠い距離から重い左ミドル。右ジャブから繋げた左ハイが里見の側頭部をとらえ里見の動きが止まる。ガードを固めて耐え忍んだ里見は左ローの打ち合いで龍華のバランスを崩し転倒。立ち上がったところでラウンド終了のゴング。

 3R、里見が飛び込んで左ストレート。龍華は細かい右ローから重い左ローをヒット。龍華は左ミドル、左ハイを散らし里見を前に出させない。里見が大きく左フックを振るも龍華が空転させ、さらに左の蹴りでプレッシャーをかける。終盤に里見が飛び込み左ストレートを浅くヒット。ロープを背負った龍華に放った里見の右フックが顔面を捉え、龍華が棒立ちになったところで試合終了のゴングが鳴った。ジャッジは1者が29-30で龍華を支持するも、残り2者が29-29のドロー。延長Rに突入する。

 延長R、プレッシャーをかける里見が左のストレートをボディに伸ばす。ロープを背負った龍華が左右ロー、左ハイを放つも里見はスウェーで回避。コーナーにジリジリと下がる龍華へ里見が左ストレートを放つ。ラスト10秒にパンチで迫る里見。赤コーナーを背負った龍華も手数を出し、クリーンヒットがないまま試合終了のゴングが鳴った。ジャッジは1者が龍華を支持し、残り2者が里見。2Rの劣勢をはね除けた里見が逆転勝利で再起成功。龍華は連勝を8でストップした。

■試合後の里見のコメント
「(試合の感想は?)龍華選手が本当に強くて、K-1での初勝利になったんですけど、延長までいった勝利ですし、何より倒せなかったことがとても悔しく思います。(試合前と後での対戦相手の印象は?)動画とかで見てたよりも、蹴りがとにかく重くて、空手出身だったと思うんですけど。自分も足をケガしていると思うんですけど、試合やってみて、すごく強いなっていう印象です。(途中攻め込まれた場面もありましたが、勝てた要因は?)2R、あんまり覚えてないんですけど本当に倒される寸前まで効かされたと思うんですけど、今までの自分だったらあそこで倒れてたかもしれないです。でも今はたくさんの人に支えてもらって、本当に応援してくれる方が増えて、そういう気持ちが自分の背中を押してくれて、最後の延長の勝利になったかなと思ってます。

(K-1初勝利が、連勝中で王座挑戦にも近いと言われる龍華選手への勝利になりましたが)龍華選手はライト級トップクラスだったので、まあ延長で勝ったのであまり生意気なことは言えないんですけど、でも自分は、試合には勝ったんですけど、僅差だったので、自分は勝ったと思ってないですし、もっと上の舞台で龍華選手ともう一回戦えたらなと思ってます。(ファンにメッセージを)いつも応援ありがとうございます。ホントあれだけ『KOする』とか『やられるなら失神』とか発言してましたけど、これも里見柚己らしいかなって感じで、またもっと強くなって戻ってきて、次はK-1らしい試合ができるように準備してくるので、応援お願いします」

■試合後の龍華のコメント
「(試合の感想は?)え~と、まあ、そうっすねえ……。まあ、ダメダメでしたね。(試合前と後での対戦相手の印象は?)左ストレートを試合前から警戒してたんですけど、見えづらかったっていうイメージです。(2Rに攻め込んでいたが?)いや、一瞬効いたのかなと思ったんですけど。抱えられて耐えてたんで、次いけるかなと思ってっていう感じです。(延長の手応えは?)最後、来たんで、自分的には合わせてやったつもりだったんですけど、アグレッシヴさがたぶん足りなかったです。(3R最後の里美選手の攻撃は効いた?)そうですね、たぶん効いたっすね。(それが延長の動きにも影響を?)いや、それを警戒しすぎたのもあって、延長はラスト1分くらい、セコンドからも前に出ろって言われてたんですけど、逆に相手が出てきたんで、そこを打ち合うんじゃなく、打ち終わりを自分的には狙ったつもりだったんですけど、自分からいってないからそれが負けた原因かなって思います。(これで十代でのチャンピオンという目標からは遠ざかったが?)今日の映像をしっかりと見直して、イチからまた作り上げていこうかなと思います。(ファンにメッセージを)今回は負けてしまったんですけど、次の試合はいつになるか全然わかんないんですけど、しっかりと作り上げて、また強い姿を見せるんで応援よろしくお願いします」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2022年2月27日(日)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
日程
2022年02月27日(日)
会場
東京体育館
選手
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