match result

試合結果

第16試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    ブラジリアンタイ/闘英館
    戦歴
    56戦 35勝(8KO) 20敗 1分
    35戦 17勝(12KO) 16敗 2分
    生年月日
    1990.11.20
    1985.12.27
    身長・体重
    173cm ・ 65.0kg
    174cm ・ 65.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    東京都町田市
    ブラジル・サンパウロ
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試合レビュー

 スーパー・ライト級屈指のテクニシャン・佐々木大蔵は前戦で元同門の林健太とダウン応酬の大激戦を制した。”アート”と称される技術で目下8連勝を継続している。対するヴィトー・トファネリは現K-1ウェルター級王者・野杁正明の強打に耐え抜いたタフネス自慢。佐々木にとって2018年11月以来の国際戦となる。

 1R、高いガードのトファネリへ佐々木が右ローからパンチを4連打。頑丈さを感じさせるトファネリはジリジリと前進し強烈な右ローを放つ。下がる佐々木へトファネリの伸びる右ストレートがヒット。さらに右ローで佐々木が体勢を崩すシーンが見られる。トファネリは前進し圧力を強めるが、佐々木が右ボディから左フックをカウンターでヒットしダウンを奪う。立ち上がったトファネリへ、佐々木はガードの隙間から右フックでヒットを重ねる。

 2R、トファネリの右ハイキックをスウェーでかわし左のローをヒット。左ジャブを伸ばす佐々木へ合わせたトファネリの右ロングフックが佐々木の顔面を捉え、佐々木の足が揺れる。後退する佐々木へトファネリの右ストレートがヒット。ロープを背負う佐々木は細かいパンチでトファネリに手を出させない。佐々木がパンチの連打でトファネリの顔面を捉えるが、トファネリも手数を止めない。

 3R、左ジャブで距離を取る佐々木。右のショートアッパーを突き上げバックステップ。トファネリのパンチを空転させる。トファネリはプレッシャーを弱めず、ロープを背負う佐々木へトファネリが右バックスピンキック。佐々木は細かいジャブから右フックでヒットを稼ぐ。ラスト10秒はリング中央でパンチの打ち合い。クリーンヒットを許さないまま試合終了のゴングを迎えた。判定は三者が30-27のポイントをつけ佐々木の勝利。3年3カ月振りの国際戦を制した佐々木が連勝を9に伸ばした。

■試合後の佐々木大蔵のコメント
「(試合の感想は?)すごく頑丈で、本当に自分のイメージするとおりだったなっていう感じで。試合を終えてみて、足とか腫れてて、ひさびさにダメージをもらったなという印象ですね、いま。(試合前と後での対戦相手の印象は?)本当に頑丈に尽きるなって。そういう部分もありながら、ずっと練習してきたんですけど、まだまだだなと。もっともっとと思いながら、今後に活かしていきたいなと思います。

(ダウンを取ったことに関しては?)的確にこっちから左フックが入った感触はあったので、よかったかなと。そこでまた、今回の試合でカーフキックという部分が目立ったと思うんですけど、カーフキックの脅威というものをすごく感じましたね。(それプラス、倒しきれなかったのが課題?)そうですね。カーフキック一つで、トファネリ選手やってくるだろうって予想は立ててたので、ずっとやってきたんですけど、カーフキックをいざ蹴られてみて、思った以上に痛いというか、危ないなって感じて、意識はこっちにいってしまって。自分の試合を組み立てるっていうところで、なんかそういう部分を見失ったなっていう部分があったので、倒しきれずに終わってしまったっていう。本当にまだまだだと思いますね。

(カーフキックは自分も武器にする?)僕も今回、カーフキックやってたんですけど、こういう蹴りかたもあるんだなという部分で勉強になったんで。そういった部分を取り入れつつ、やっぱり自分のスタイルを崩したくないですし。どんな場面があっても対応できるような心構えでいたいなと思いますね。(ファンにメッセージを)判定に終わってしまったんですけど、K-1っていう舞台、すごく自分は大好きで、楽しくて。そんなすばらしい時間をすごさせていただいたっていうのはあるんですけど、やっぱり一人でも多くのかたに影響を与えていきたいっていう自分の気持ちがあるので、今後そういった部分を強く持ちながら、日々トレーニングをしていきたいなと思うので。今後とも佐々木大蔵に注目させられるような試合をしていきたいと思うので、よろしくお願いします。ありがとうございました」

■試合後のヴィトー・トファネリのコメント
「(試合の感想は?)本当にいい試合だったと思います。佐々木選手とリング上で力を出し合ったと思います。1R目、いいコース食らって、チャンスあったんですけど、負けてしまいました。(試合前と後での対戦相手の印象は?)たくさん、彼の試合を観たんですけど、イメージどおりで、距離感のコントロールっていうのも彼がうまいのはわかってたんで。(敗因は?)キックが自分のいいところですごく練習してきたんですけど、試合の流れの中で熱くなって、パンチに偏ってしまってキックが出せなかったです。(ファンにメッセージを)(日本語で)みなさん、応援ありがとうございます。戻るとき、もっと強い、お願いします、押忍」

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試合情報

BRAND
大会名
2022年2月27日(日)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
日程
2022年02月27日(日)
会場
東京体育館
選手
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