match result
試合結果
第18試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
対して芦澤も3月に敗れて以来の試合で、卜部には3年前に敗北を喫しておりリベンジマッチとなる。
1R、身長で上回る芦澤は卜部のローを空振りさせてかわし、ジャブ、飛びヒザ、前蹴りと探りを入れる。そして右ボディフック、左ボディフックと卜部に打ち込む。卜部のスイングフックをかわし、芦澤はさらに左ボディフック。卜部も左インロー、右ローと入れていく。芦澤はこれに右カーフキックを2発返す。
2R、卜部のローに芦澤は左右フックからミドルを連係する。卜部はプレッシャーを発して前進すると左ミドルを打ち込み、右クロスを伸ばすが、これは芦澤が頭を振ってかわす。卜部は左ミドルでわき腹をとらえて芦澤に効かせる。しかし芦澤は逆にそこからジャブを当てて前に出て、顔へのパンチからすぐさまミドルを繋いで卜部を襲う。
3R、芦澤は左フック、右ストレートの強打からヒザ蹴りに繋ぐ。卜部は左ミドルで芦澤を止めんとするが、芦澤は右フックでとらえる。だが、芦澤がそこから行くと卜部が右フックをヒット。芦澤はしかし卜部をコーナーに詰め右ボディフック、ヒザと猛攻。だが卜部は持ち応える。芦澤はリーチある左ジャブのリードからヒザ、ミドルと襲う。卜部の右パンチの直後に芦澤は右フック、左フックと強打を当てるが、卜部は倒れない。判定は30-28、30-28、30-27の3-0で芦澤。成長を見せ卜部にリベンジ勝利を上げた。
■卜部弘嵩の試合後のコメント
「(試合の感想は)率直にすごく悔しいです。(相手の印象は)強かったです。芦澤選手が強かったので、負けてしまったんだなと思います。(前回とは変わっていた?)うまかったですよ、やっぱり。駆け引きとかがすごくうまかったなと思いました。
(荒さが抜けていた?)はい。僕以上に丁寧でした。(隙が見出せなかった?)はい。よくそういう練習をしてきて、戦略を練っていたんだなと思います。(そういう部分で負けるのはすごく悔しいのでは?)すごい悔しいですね、はい。そこの駆け引きで今日は負けてしまったかなという感じなので、悔しいですね。
(そこも踏まえて、これからの自分の可能性をどうとらえている?)本当に微妙な、少しのズレがこうやって影響してしまったなというのがあって、もちろん実力は影響したと思うんですけど、そういうズレを含めて全体的にやり直さなければいけない部分があるなと思いました。
(ファンにメッセージを)僕を信じてくれたファンの皆さんだったり仲間だったり僕の家族だったり、今日見に来てくれた皆さんにいいところを見せられなくて、残念な気持ちがあります。じゃあこれで終わるのかというと、いや、ちょっと勝った姿を見せるまではやめられねえなという気持ちがあります。もう一回しっかり作り直して、必ず勝ちます。頑張ってまたリングに上がるので、また注目してもらえたらうれしいです」
■芦澤 竜誠の試合後のコメント
「(試合の感想は)練習不足というか、試合前から取り組んでることができてなかったので、こういう結果になったので、次は倒し切ります。ダメだったところは分かってるんで。(その取り組みを)やってる最中だったので、次はまた楽しみにしてください。レベルアップしたところを見せます。
(相手の印象は)何か、試合じゃないみたいな感じでしたね。マスっていうか、怖さがなくて。(卜部選手が「自分より丁寧だった」と言っていたが)シンプルなんですよ、今やってることって。その練習通りやれば、村越戦だって勝てたんですよ。練習通りに初めてできたかなって感じなんで。全然できてないですけど、『ああ、こんな感じか』って感じだったんで、次の試合はもっと倒し切ることをもっと思い浮かべて練習できるので、次の試合は絶対KOします。
(完成形を100とすると、今は?)50ですね。まとめる力がなさ過ぎるんで。まとめる力がついたら、余裕じゃないですか。そこだけできたら、もう俺に勝てる選手はいないかなと思うので、そこだけ練習します、しっかり。(ファンにメッセージを)次、楽しみにしてください。次はヤバい試合します。ピース!」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2021年9月20日(月・祝)K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~
- 日程
- 2021年09月20日(月)
- 会場
- 横浜アリーナ
- 選手