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試合結果

メインイベント(第10試合)/第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

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試合レビュー

 準決勝で内田から右フックでダウンを奪って勝ち上がった鬼山。対する璃明武は準決勝で黒田にカウンターのヒザ蹴りを合わせてダウンを奪い判定勝利して、決勝に駒を進めた。

 1R、両者中央でまずはローを当て合う。璃明武はカーフキック(※膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)も織り交ぜる。鬼山もカーフを入れ返す。璃明武が飛びヒザも鬼山は左フックのカウンターを狙う。璃明武もジャブや細かなパンチを繰り出し応戦する。

 2R、ジャブと左インローで鬼山の進入を阻む璃明武。さらに左ハイキックも繰り出し、璃明武は鬼山に上も意識させる。そして鬼山にジャブを連続でヒット。そこからボディにヒザ蹴りを突き刺し、右ストレート、左フックと鬼山をとらえダウンさせる。立ち上がった鬼山だが、璃明武はハイキックで襲い、左フックを打ち込み2度目のダウンを奪う。残り時間は少なかったが璃明武はハイキック・パンチで攻め、最後は左フックで鬼山をヨロめかせ、ここでレフェリーが試合をストップ。タフな鬼山をKOする形で璃明武がベルトを巻いた。

璃明武のマイク
「今日もたくさんの応援ありがとうございました。1試合目からキツい試合でしたけど、決勝はKOでこうしてベルトを巻くことができて嬉しいです。応援・サポートありがとうございます。これからさらに上を目指してやっていきます。自分の目標はK-1の世界王者なので、それを狙ってやってきます。これからも注目・応援お願いします」

■試合後の璃明武のコメント
「準決勝からキツい試合というか簡単にはいかなかったんですけど、決勝は最高の形でKOで終わらせてベルトを獲れたんで、めちゃくちゃうれしいです。正直言うと準決勝は動きが悪くて思い通りにいかなくて、一試合やって痛いところもあったんですけど、今日のためにすべてかけてやってきたんで、そのくらい大丈夫だったんで。決勝は準決勝の動きを修正して集大成のイメージで戦って最後は完ぺきだったかなと思います。(決勝はジャブが走っていたが?)黒田選手が思ったよりリーチが長くてジャブが当たらなかったんですけど、鬼山選手にはジャブが当たって。あれで鬼山選手が焦ったのが分かって、そこからKOにつながったんで、あのジャブで自分のペースに持っていったのかなと思います。

(セコンドにトレーナーの永末“ニック”貴之さんもいたが?)今総本部以外でボクシング、ニックさんにトレーニングを見てもらっていて。めちゃくちゃ成果が出てると思います。吉岡ビギン戦が終わってから見てもらうようになって、やっていることは結局は基本で、やっていることも基本。そんな感じです。(梶原代表と一緒に写真を撮って)決勝でKOしてコーナーで喜んでいたら、龍児さんに肩車されて。写真を撮っている時に色々話したんですけど、めちゃくちゃうれしいです。(今後の目標は?)今日みたいにKOできて、これがKrushやK-1のチャンピオンだって試合をしたいです。これからKrushのベルトを防衛して、自分とベルトの価値を高めて、K-1の世界チャンピオンを目指していきたいです」

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試合情報

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大会名
2021年10月31日(日)Krush.130
日程
2021年10月31日(日)
会場
後楽園ホール
選手
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