match result
試合結果
ダブルメインイベント第2試合(第8試合)/Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
- 戦歴
- 11戦 7勝(3KO) 4敗 0分
- 24戦 13勝(5KO) 9敗 2分
- 生年月日
- 1996.3.21
- 1993.11.16
- 身長・体重
- 180cm ・ 67.5kg
- 177cm ・ 67.5kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- オーソドックス
- 出身地
- 埼玉県入間市
- 京都府八幡市
review
試合レビュー
1R、両者まずはローを蹴り合う。加藤が左ミドルを入れれば松岡も右ストレートを返す。ともに危機察知能力に優れており、無闇に攻めない。加藤が三日月蹴りを入れれば松岡はローキック。さらに右ストレート、左フックと繋げるが、加藤は防御勘もよく頭を振ってかわす。
2R、加藤はカーフ(膝から下へのローキック)とローを織り交ぜ前に出る。左ハイ、左前蹴りと攻撃を散らす加藤。松岡はストレートからヒザ蹴りをボディに入れる。松岡は右ストレートで加藤を下がらせローキック。ここから一気にプレスした松岡は加藤のバックブローの直後に左フック、右フック、左フックと連打を放ち、これで加藤は手をつくようにダウンを喫する。松岡は立ち上がった加藤に左フック、右アッパー、左フック、右ストレートとさらに攻めて追加のダウンを迫る。
3R、松岡は右ストレートから左アッパーを連打。加藤は右目に異状があるか、右目を痛そうにする。強引に攻めない松岡。加藤は三日月蹴りを打ち込んで効かせる。前に来た松岡に加藤はカウンターの右ストレートを打ち込んで効かせるが、松岡は引かずに打ち合いへ臨み、逆に左フックと右ストレートで盛り返す。両者パンチに加え、加藤は左ハイ、松岡はバックブローと繰り出す。判定は30-27、30-27、29-28の3-0で松岡。前回の負けを覆して、新王者となった。
松岡のマイク
「松岡力です! ちょっと虎於奈が強すぎて何喋ってるか分からないんですけど、格闘技人生に1個花を添えることができました。あと1回!K-1で世界トーナメントをやってもらって、そこで僕の格闘人生を終えたいと思っています。なのでそれまではオファーを出さないでください(笑)。それまでは遊びます! ありがとうございました」
■試合後の松岡力のコメント
「とりあえずしんどかったです。途中で拳を痛めて倒しに行けなかったんですけど、パンチも練習して倒せるパンチになったんで、もう少し格闘技を頑張ろうと思います。(リング上のマイクでは防衛戦についてコメントもあったが)防衛を続けて…ではなくて、自分は時間がないんで、怪我が治って練習できるようになったら(ベルトは)若い子に託そうと思います、今は。とにかくしばらくは格闘技から離れようと思います。(試合前のフェイス・トゥ・フェイスについて)特に考えてなかったんですけど、そのくらいやらないと仲がいい虎於奈を殴れないと思ったんで。そう思ったらああなりました。
(試合中に手応えは?)打ち合いではもらわないと思いました、僕のパンチは当たっていて。自分だけ当てて、相手の攻撃をもらわないという戦い方が出来たと思います。秋元トレーナーから『もっと出来ます!』と言われるんですけど、僕は少し休みます(笑)。(具体的には)もらわない位置が分かってきたというか。これ以上言うと怒られるので言いません(笑)。(試合中は冷静だった?)今回直前まで全く緊張しなくて、逆に心配したんですけど、いいようにリラックスできてよかったです。(ベルトを巻いた時の心境は?)『おとうさん!』って感じです。僕が小学生で空手をやっている時から応援してくれてたんで、ベルトを巻いたときに最初に頭に浮かんだのはおとうさんの顔でした。
(今後の目標は?)今は本当に次のことは考えてなくて、やってあと1~2戦だと思います。そのなかで上を目指せるK-1のトーナメントを組んでもらって、そこに出させてもらえるんだったら、もっと技を磨いて練習しようかなと思います。(トーナメントで加藤と再戦になったら?)もうやりたくないですね。その時は裏で買収します(笑)」
■試合後の加藤虎於奈のコメント
「対策されてたなって思いました。1Rは上手く戦えたんですけど。2Rに『行かないといけない!』と思って行ったら倒されて。完敗です。(途中から目を気にしていたが?)多分パンチをもらったからだと思います。1Rから二重に見えていて、途中から『やべえ!』と思って右を気をつけていたんですけど、倒されました。(作戦は?)相手に付き合わないで、しっかり打っていくことを目標にしてたんですけどダメっでしたね。それ以上のことを相手にやられたんで。でもここで倒して勝たないと。ここで競っていても仕方ないんで。また作り直そうと思いました。(交流のある松岡に対して)今日で一勝一敗なんですけど、好きな選手なので、これからご飯くらいはいきたいなと思います。(松岡は引退も示唆しているが)やり返さないといけないとは思いますけど、選手の引退はタイミングだと思うので、それまでに間に合えば、ですね。(今後について)平日の金曜日に会場に来てくれた方、ABEMAで見てくれた方、今日はチャンピオンとしての気持ちが足りてなかったと思います。しっかり鍛えてもう一回輝きたいと思います」
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