match result
試合結果
第9試合/スーパーファイト/K-1女子フライ級/3分3R・延長1R
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試合レビュー
2R、KANAは壽美の懐に入らんとするが、壽美も左ストレートを振り、これをけん制する。ジャブとローから攻め入らんとするKANAだが、壽美は細かなポジショニングで正面に立たずKANAとの距離を保つ。KANAのローに左ストレートをカウンターする壽美。
3R、壽美が前に来たところでKANAは右フックを振るって当てるが、壽美はひるまない。壽美は左右の前蹴りからパンチも左右の連打を繋げる。手数の多さでKANAを接近させない。KANAの右ストレートもとらえるが、壽美は前蹴り・ミドル・ワンツーと当ててKANAを空転させる。判定は29-28、30-29、30-29の3-0で壽美。憧れの存在であったKANAを降した。
壽美のマイク
「今回自分のジムの先輩とか家族とか友達、スポンサーさんが私の勝利を信じてくださって、絶対勝ちに行くと決めてこの試合に挑みました。だから本当に、大好きなみんなありがとうございます。感謝しています。私はそろそろベルトがほしいです。そのチャンスがもらえるようにもっともっと頑張ります」
■試合後の壽美のコメント
「(試合の感想は)本当に自分の気持ちを、勝つために作ってこれたなと思って。周りの教えてくれる先輩やトレーナーさんとか、恩師のグレイシャア(亜紀)さん。自分の周りにいてくれるかたがたが、勝つことを信じてくれていたので、絶対に勝つっていう強い気持ちで、この試合に挑めたと思います。
(相手の印象は)やっぱり攻撃一つ一つが、思ったとおりに痛くて、固くて。すごい痛かったです。(リング上から花道を歩いてくるKANA選手を見つめる顔が印象的だったが、勝ちたいという思い以外にどんな感情が?)自分はいつも試合前になると人格が変わるっていうか、本能で『ウワーッ!』ってなるんで、そういう感じで観てたのかな、と。
(どういう作戦だった?)自分はリーチがほかの選手より少しあるので、長い距離で戦うこと。あと、長い距離だけでも打ち合いができなかったら負けてしまうので、そこの打ち合いの練習と、長い距離で戦う練習を両方とも徹底してやりました。だから、入られても打ち合うし、長い距離でも自分がその距離を制して攻撃を当てるって感じです。
(長い距離で相手を入らせなかったと思うが、自分が思うようにできた?)そうですね……。なんかちょっと、頭がブッ飛んでて試合のときの感じがちょっと全部は覚えてないんですけど。でも、前蹴りとか練習してたのは出せていたかなという感じはあります。
(チャンピオンに勝ったが?)絶対にベルトがほしいんで、この一戦はタイトルマッチに近づく一歩だと思ってたんで。負けてしまったらタイトルマッチへの道は遠ざかってしまうと思ったので。この試合をタイトルマッチだと思って、私は挑みました。
(ベルトに向けて攻略法をつかんだ?)でも、タイトルマッチになったら、自分も戦わせていただいた立場で、絶対にさらにまた違ったKANA選手が目の前に現れると思いますので。私は一切、気を抜かず。むしろ、自分がいまの自分の何百倍も成長して挑めるようにって思っています。気は絶対に抜かないですね。
(ファンにメッセージを)応援してくださったみなさん、ありがとうございました。これからもっともっと、上を目指してがんばります。たぶん、私のことを知らない人もたくさんいたと思うんですけど、壽美っていう選手がいるってことを、もっと多くの人に知ってもらえたらうれしいです。もっとがんばります」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2020年11月3日(火・祝)ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1九州初上陸~
- 日程
- 2020年11月03日(火)
- 会場
- 福岡国際センター
- 選手