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試合結果

メインイベント(第9試合)◎Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

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試合レビュー

 昨年2月の第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント決勝でベルトを争った2人がタイトルマッチで激闘。玖村は2度目の防衛、軍司は王座奪取とリベンジをかけてリングに立つ。1R、軍司がジャブを当て、玖村も前蹴りからのジャブを当て返す。続けて玖村がジャブを当てるが、軍司もすぐにジャブを当てる。玖村は軌道の小さい左フックを顔とボディに打ち分ける。軍司はヒザ蹴りを織り交ぜ左フックを強振するが、これは軍司に見切られ当たらない。

 2R、軍司が玖村のミドルをかわしてジャブを当てると、玖村は逆に右ストレートを当てる。両者互いにパンチを当て合い、顔が紅潮してくる。玖村は踏み込んでの左ボディを当ていく。そこからジャブの連打をヒットさせる。玖村のジャブが目立つなか、軍司はヒザ、右フックを打って局面を打開せんとする。

 3R、頭を振りフットワークも見せる軍司だが、玖村はジャブ、右フックと放って懐に入れさせない。そこから顔面ヒザを突き上げ軍司からダウンを奪う。立った軍司は強引に距離を詰めてパンチを振るい、左フックで玖村をとらえる。玖村は被弾も見られるが、プッシングで軍司を下がらせる。そこから玖村はジャブを連続でヒットさせる。ここでバッティングがあり、軍司に鼻血が見られれ試合が一旦ストップする。軍司は右ストレート、左フックを強振して出るが、玖村はクリンチも織り交ぜ当てさせずに試合を終えた。判定は30−27、30−27、30−27の3−0で玖村。軍司を返り討ちして王座を守った。

玖村のマイク
「今日は(兄の玖村)修平もKO勝ちして、KOで繋ぎたかったんですけど、軍司選手もリベンジマッチということでタフで倒せなくて、課題が見つかりました。次はK-1のチャンピオンしか相手がいないと思っているので、チャンピオンとやるまでレベルを上げます。僕はいつでも(試合)できるんで注目してください」

■試合後の玖村将史のコメント
「チャンピオンとして倒して防衛したかったんですけど、課題が残りましたね。とりあえず防衛できてよかったです。(対戦相手の印象は?)向こうはリベンジマッチということで気持ちの強さ、勝ちたい気持ちが伝わってきました。お互い前よりもレベルが高い試合は見せられたと思います。(今後の目標は?)次はK-1チャンピオンと(やりたい)。K-1チャンピオンよりKrushのチャンピオンの方が強いというところを見せられる試合をしたいと思います」

■試合後の軍司泰斗のコメント
「作戦通りに進めたつもりだったんですけど、玖村選手はそこを超えてきたので、さすがに強いなと思いました。(対戦相手の印象は?)ジャブが強い選手だと思っていたんですけど、自分もそこを見せようと思ってました。ただスピードとテクニックは自分よりも上でしたね。(今後の目標は?)これから考えようと思っています。復帰戦が決まったからしっかり練習します」

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試合情報

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大会名
2020年9月26日(土)Krush.117
日程
2020年09月26日(土)
会場
後楽園ホール
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