match result
試合結果
第12試合◎スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、両者ローでスタート。スリヤンレックは右ローを返し威力を感じさせる。右フック、左ローと放つスリヤンレック。武居は左ミドルでボディを効かせ、そこから左右ボディフックを連打。これでスリヤンレックからスタンディングダウンを奪う。さらに武居はすぐに跳びヒザからの左ショートフックで2度目のダウンを奪う。
武居はフィニッシュに向かい、左ハイからボディストレート。しかしスリヤンレックも左フック、右ストレートを武居に打ち込む。スリヤンレックはローから左フック・右フックと見えにくい軌道でパンチを振り回す。武居は跳びヒザからボディへのヒザ。スリヤンレックは右フックで武居のアゴをとらえる。スリヤンレックは大振りの右フックこそ空振りするが、その後のローは武居をとらえる。武居は左フック、右フックと攻めるが、スリヤンレックに持ち応えられる。
2R、前に出てプレッシャーを掛けてくるスリヤンレック。しかし武居はフットワークを使い、スリヤンレックが大振りする左右のフックに空を切らせる。そしてその間に右フックを打ち込んでスリヤンレックをグラつかせる。武居はさらに左ボディストレートでスリヤンレックにダメージを与えるが、武居が追いかけていくとスリヤンレックは右フックをカウンターして武居を狙う。武居はスリヤンレックの右フックをかわし、スリヤンレックの右ミドルに合わせた右フックでダウンを奪取する。しかしスリヤンレックは立ち上がると再び前に出てくる。
3R、武居はフットワークを使い、ボディストレートを打つと離れるヒットアンドアウェイ。スリヤンレックはコーナーに追い詰め右の強打を振るうが、武居はコーナから出て逃れる。武居が左ハイキックも当て、スリヤンレックは鼻血が激しい。しかしスリヤンレックはボディストレートを効かせて武居を追いかける。そして武居のカウンター、ヒザをものともせず、パンチでダウンを迫る。ボディのダメージか足のもつれも見られる武居。右ストレートを受け武居はバランスを崩してマットに手を着く。判定は30−25、30−24、30−25の3−0で武居。スリヤンレックの猛攻を振り切って勝利を収めた。
■試合後の武居選手のコメント
「(試合の感想は?)相手が打たれ強かったです。(相手の印象は?)気持ちがすごく強くて、何で倒れてくれないのかなという感じでした。ヤバかったです。(勝因は?)1Rにダウンを2回取れたことだと思います。こういう強い選手とやってると、久々に楽しいなと思えたので、こういう試合をどんどんやっていきたいと思います。(1年前もタイ人と判定だったが、その時とは違う?)全然違いますね。やっぱりタイプが違うんで。スリヤンレック選手の方がK-1向きですかね。(相手が後半盛り返してきましたが)自分がスタミナ不足で。それが原因で倒しきれなかったというのがあるんですけど、ホントに気持ちが強かったです。(スタミナ不足の原因は?)ちょっといろいろあって……。
(古川会長からは?)『もっと冷静に戦えよ』って。試合中、セコンドの声で『うわ、怒ってんな!』ってすごく思って。それは聞こえたんですけど、全然体が言うことを聞いてくれなくて。(いい年越しできそうですか?)一応勝ったんですけど、倒しきれなかったので、何か負けたような感じがします。いい年越しではないですが、まあひと安心ですね。(ファンの皆さんにメッセージを)今日はたくさんの応援ありがとうございました。来年もこういう強い選手とやって、いい試合をどんどんしていくので、来年も応援よろしくお願いします。
■試合後のスリヤンレック選手のコメント
「(試合の感想は?)相手の選手がやはり強かった。自分のパンチが相手より遅かったと思う。(相手の印象は?)強いなという印象を受けました。相手のパンチで目の周りを痛めて、それがつらかった。(今後の目標は?)ぜひリベンジさせてもらいたいです。(K-1ルールはどうでしたか?)楽しく試合ができた(ファンの皆さんにメッセージを)応援してくれた皆さん、ありがとう。今回は負けてしまったが、この舞台に立てたことをとても感謝している」
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試合情報
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- 大会名
- 2019年12月28日(土)“K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」
- 日程
- 2019年12月28日(土)
- 会場
- ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
- 選手