match result
試合結果
第9試合/日本vs世界・5対5/-68kg契約/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
1R、サウスポーの大泉に木村は右インローからスタート。大泉は右ジャブとワンツー。木村は左ジャブ・左フックと襲い掛かる。大泉は左ストレートを振るうも木村はヘッドスリップでこれをかわす。大泉の右フックもかわして木村は右ストレートで襲う。そして大泉の左に一瞬早く右ストレートをカウンターで合わせる。試合はパンチだけで進み、木村はガードの上からでも関わらず右ストレートを効かせ、そこから連打を加えてダウンを奪取する。立ち上がった大泉に木村はダッシュで向かうと右ショートフックでダウンを追加。なおも立った大泉だが、木村は左フックで腰から崩れさせ、3度目のダウンを奪った大泉をパンチでKOした。
木村のマイク
「大阪のみなさん、元気ですか。みなさんの熱い声援を入場から感じて幸せな環境でした。こんないいKOができて、いい試合ができたので、これからストーリーが続くので、K-1のベルトを獲って世界で活躍するんで楽しみにしてください」
木村"フィリップ"ミノルのコメント
「(試合を終えての感想は?)目標通りパンチでKOできたからすごくうれしかったです。テーマはクリアしたかなと思います。(相手の印象は?)パンチの強弱がしっかりしていて、ボクシングらしいなと思いました。ボクシング選手らしい動きだったので、やりやすかったですね。
(蹴りを出さない戦い方で、ストレスはなかった?)もうちょっと長かったらストレスが出てくるかもしれないですけど、短期決戦の場合はいつもと同じ流れだったので。2R、3Rになったらストレスも溜まるかもしれないですけど、1Rは大丈夫でしたね。(この勝利で「ボクシングに勝てた」という気持ち?)いやあ、まだないですね。そういう気持ちを得たいので、もっと強い人とやれたらいいなと思います。
(ちょっとでも危ないなと思った場面は?)パンチをすごくリズミカルに出してくるので、これをもらったらペースが向こうに傾いてしまうと思って、いつも以上に慎重にはなってたかもしれないです。今日は全部が脅威に感じました。(今後の目標と、ファンにメッセージを)今後は野杁選手だったりピケオー選手だったり、K-1にはまだトップの選手がいるので、そのメンバーを倒せるように仕上げるというのがまず何よりも最重要の課題だと思うので、そうなれるようにオールラウンダーに成長できたらなと思います」
大泉翔のコメント
「(試合を終えての感想は?)まず、完全に呑まれたっすね。雰囲気というか、K-1に呑まれたっす。全然記憶がないです。何か、何もできんかったです。情けないしかないっすね。ダサいな、しかないですね。(相手の印象は?)向かい合ったときに、デカいなとは思ったんですけど、始まって、ガードの上からパンチが効くという噂を聞いてたんですけど、ガードの上からならいけるなって、ちょっと思ってしまって、何かカウンターを狙ってしまったんです。今回、動きを止めへんっていうのがテーマだったんですけど、完全にそれがミスでもらってしまったっていう感じっすね。
(パンチだけで負けたことでの悔しさとか屈辱感は?)いやもう、ダサいなっていうことしかないですね。何もできんかったんで、場慣れじゃないですけど、そういうので完全に呑まれたというのがありまして。もう1回ちょっと、ボクサーっていうのを捨てようかなっていうのがありまして、一からキックボクサーっていうのをちゃんとやっていこうと。新しく、次……って今は言えないですけど、一からやっていきます。
(今後の目標と、ファンにメッセージを)ボクシングファンの方とか、僕を応援してくれてた方々、今回は情けない試合になってすみませんでした。年も28歳なんですごいオッサンなんですけど、キックボクサーになって頑張ろうと思いますんで、また応援よろしくお願いします」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2019年8月24日(土)K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~
- 日程
- 2019年08月24日(土)
- 会場
- エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
- 選手