match result

試合結果

第12試合/【株式会社メインステージPresents】スペシャル・スーパーファイトin大阪/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    TEAM ONE
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    戦歴
    43戦 28勝(10KO) 15敗 0分
    37戦 26勝(10KO) 11敗 0分
    生年月日
    1989.5.6
    1992.1.20
    身長・体重
    173cm ・ 0.0kg
    168cm ・ 62.5kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    大阪府池田市
    愛知県名古屋市
    SNS

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試合レビュー

 昨年12月の大阪大会に続いて、皇治が再びメインイベントに登場。武尊の盟友・大岩を迎え撃った。1R、皇治は左・右とローを当てていくが、大岩もローを返す。皇治が先手でワンツーからローを放っていくが、大岩もそのままにさせず右スイングフックを返す。皇治は右ロー、左インロー。大岩は圧力をかけて皇治をコーナーに詰め、ヒザ蹴り、プッシングからのストレートで皇治をコーナーから出させない。大岩はストレートを変わらず打ち込んでいくが、皇治は顔を捻ってダメージを受け流す。大岩はボディストレート、右スイングフックとやはり皇治をコーナーから出させずに初回を終える。

 2R、皇治はジャブの手数を増やし、そこからローに繋ぎ、再びジャブに戻る。大岩は1Rと同様にプレッシャーをきかせて皇治にロープを背負わせる。皇治はロー、ハイキックと放つも大岩が真下からのヒザ蹴りで皇治をヨロめかせる。脚へのヒザ、プッシングしてのローを入れる皇治だが、頑丈で圧力のある大岩を皇治は下がらせることができない。ラウンド終盤、手数を増した皇治はそこから左ローに繋げる。

 3R、皇治はジャブから右ローに続き右ハイキック。だが大岩もここから堰を切ったようにパンチで襲う。皇治はボディ打ちも増やしていき、真上に跳び上がってのヒザ蹴りから左右のボディフック、ストレートを大岩に繰り出す。大岩も緩急をつけた左フックとストレートで襲う。両者まさに一進一退で、皇治が前蹴り・ヒザ蹴りで前に出れば、大岩も皇治に左右のフックを強振する。皇治も右ストレートと左フックで打ち返す。判定は29-28、29-29、29-29で皇治に一票入るもドロー。延長戦で勝利を決することになる。
 延長R、皇治のプッシングをかいくぐり大岩はボディへのヒザ。大岩は手数を増して前に出る。皇治をロープに追い込み大岩が連打で押す。皇治もヒザ・ハイキックと反撃開始。両者左右の拳を振り合うが、どちらも明確な攻勢はない。皇治は右アッパー、左フック、ヒザ蹴り。これに対し大岩は左右フックを連打。両者最後までパンチを出し合い終了となる。判定は10-9(皇治)、10-9(大岩)、10-9(皇治)の2-1で皇治。大岩の猛攻を振り切り勝利した。

皇治のマイク
「煽りで一丁前のこと言いましたが、強かったです、大岩選手ありがとうございました。結果で見返したかったけど、いい試合ができなくて、KO勝ちして言いたかったけど、世の中難しいですね。またいい仕事できるように頑張ります。次はしっかり倒せるように頑張ります。今日は亀田史郎さんが見に来てくれてるのでやらせてください、K-1最高!」

皇治のコメント
「(試合を終えての感想は?)いやあ、もう今回は試合前からチョーきつかったですねえ。いろいろあって。俺、大殺界なんですよ! 一番悪い時期なんで、最悪なことばっかりで、人生で一番つらかったっすね。試合まで、延長まで行ってつらい試合になってもうて、疲れたっす。(相手の印象は?)まあ予想通りというか、強かったですよ。フィジカルもあったし。でもやっぱり、大阪で俺がメインやから、死んでも負けるわけにはいかんかったんでね。まあまあ、そこはギリギリ最低限の結果を出せてホッとしてます。

(大岩選手が判定に怒っていたが?)ああ、そうなんですか。何とも思わないですね、勝ちは勝ちなんで。まあ何かそういうのって、判定とかどうのこうの、勝ったもんが強いんやから、この世の中。それについては何も思わないっす。(メインの重圧は?)重圧がなかったって言ったらウソになりますけど、俺なりにいろいろ考えることがあって、さっきも言いましたけど試合までがキツかったっすね。だから、今日の大応援団もそうですけどホンマに周りに助けられてリングに上がることができたんで、大宮司さんはじめ、すごく感謝してますね。

(勝てたポイントは?)まあ、意地ですかね。何で負けてもね、俺は気持ちで負けへんので、そこは意地っちゅーか器の差が出たかなって感じで。まだまだ、実力はもっともっとあると、俺自身思ってるし、まだまだ出せてないと思ってますし、まあそこをね、ずっと出せるように挑戦していかなアカンし。まあホンマにね、ええ加減に、試合が盛り上がるだけじゃなくて……まあ盛り上がりはね、一番盛り上がったと思いますけどね、打ち合いして。そういう形も、格闘技なんでアリやとはずっと思ってきたっすけど、やっぱりKOも見せなアカンのでね。そこは素直に悔しいですよ。KOが見せられなかったっていうのはね。まだまだ自分への課題かなと思ってます。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)ファンの皆さんにはホンマにすごく感謝してますし、いつも言ってますけどファンがゼロやったら俺は戦ってないですし。今日もすごくファンの力、もらいましたしね。だからこそ新しい景色というか、挑戦し続ける景色を見せたいんで。さっきも言いましたけど、K-1のお偉いさん、俺に挑戦するチャンスをください。ファンの皆さん、いつも感謝してます、ありがとうございます」

大岩龍矢のコメント
「(試合を終えての感想は?)正直、結果には納得いってないです。感想というか……ただ、今はよく分かんないです。勝ったと思ってます。ただ、倒さなきゃ勝てないんだと。それぐらいです。何か、よくわかんない感情です。(相手の印象は?)頑丈ですね。(勝敗が分かれたのはどこだと?)ぶっちゃけ、俺、あんまり怒らないですけど、ムカついても。今は史上最強にムカついてます。倒せなかった自分と、ぶっちゃけ言うと判定です。結果が全てでしょって言われたらしょうがないですけど、ただホントに、うっとうしいです、この結果が。この感情をどこにぶつけたらいいか分からないぐらい、悔しいっていうか、ムカついてます。

(すぐにでも再戦したい?)そういうのも……再戦はもちろんですけど……とりあえず、まだ気持ちが整理できてないです。今は感情がよく分かんないです。初めてのことです。(ファンにメッセージを)ホント、ファンの方、応援してくれてる方にはホントに感謝しかないんで、だからこそメッチャ悔しいというか、ムカついてます、今は。ただ、応援してくれてるファンの方には関係ないんで、本当にありがとうございましたと。あと、対戦してくれた皇治選手も。ありがたいっすね、ホント。あとメインでできたことも、大阪や皇治選手のおかげもあるんで、それは感謝してます。ただ、よく分かんないです。気持ち切り替えれるまで、ちょっといろいろと考えます。ムカついてます、いろいろと」

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試合情報

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大会名
2019年8月24日(土)K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~
日程
2019年08月24日(土)
会場
エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
選手
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