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試合結果
第9試合/Money in the KHAOS ROYAL/KHAOSライト級・決勝戦
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試合レビュー
開始から龍華は左ミドル、ハイキックに前蹴り、左ローと猛攻。さらにハイキックそして左ストレート、右フックと連続で攻撃を打ち込む。タフさを見せて倒れない鈴輝だが、一回戦・準決勝での疲れとダメージが感じられ、龍華の猛攻・連打を浴びるとレフェリーがスタンディングダウンを宣告する。再開後、龍華の左ストレートに右フックをかぶせる鈴輝だがダメージがあり、動きが緩慢となる。龍華は左ミドル・左インローで鈴輝を勢いに乗らせない。
2R、前に出る鈴輝に対して、龍華は左ミドル・左ヒザ。それでも鈴輝は止まらず、接近してパンチを振るう。そして近距離からの右ショートストレートを龍華に決める。疲れの見える龍華は胴回し回転蹴りを見せるが、これはクリーンヒットとならない。ここで鈴輝の攻撃がローブローとなってしまい、龍華にダメージ回復のインターバルが与えられる。再開すると前に来た鈴輝に龍華はヒザ蹴り、顔面前蹴りを決める。
3R、初回にダウンを奪われている鈴輝は前進して挽回に向かう。龍華は距離を取って左ミドル、左ローキック。だが、このローが下腹部に入ってしまい、鈴輝に一時インターバルが与えられる。再開すると龍華はバックステップして間合いを作り、蹴りを当てていく。それでも鈴輝は前に出続けて必死にパンチを打ち込む。鈴輝の攻めに下がる龍華だが、左ミドルやバックブローで応戦する。判定は30-26、30-27、30-28の3-0で龍華が勝利。過酷なワンデートーナメントを制して、出場選手のファイトマネーを総取りした。一方、一回戦から決勝まで気持ちの入った熱い試合を魅せた鈴輝にも会場からは大きな拍手が送られた。
■龍華のマイク
「決勝戦、つまらない試合をしてすみませんでした。でもこうやって3試合やって優勝できて結果を出せてメチャメチャ嬉しいです。また来週K-1甲子園の予選があるので、よければ期待してください」
■試合後の龍華のコメント
「試合感覚が短くて、あまり休憩時間がなかったのでキツかったです。一回戦・準決勝は1RKOで勝てて、勢いに乗れたと思ったんですけど…決勝の1Rで飛ばしすぎちゃって、後半は体力的にきつかったです。勝った喜びは大きいんですけど、決勝はダメダメの試合をしてしまったので、そこは反省点かなと思います。
(ファイトマネーを総取りできたことについて?)その喜びより、3回しっかり勝てたことの方が喜びは大きいです。(ファイトマネーの)使い道は?)親とご飯に行ったり、友達と旅行にいきたいです。(来週のK-1甲子園にも出場するが)きついんですけど…K-1甲子園も頑張りたいと思います。(今後の目標は?)プロでもっともっと活躍してKRUSHのチャンピオン、K-1のチャンピオンになりたいと思います」
■試合後の鈴輝勇太のコメント
「一回戦はデビュー戦で緊張して自分の動きができなかったです。ただ結果としてKOできてよかったです。決勝は…優勝しか見てなかったんで本当に悔しいです。龍華選手はすごくいい選手でしたけど、すぐにリベンジしたいです。必ずやり返したいです。(一回戦・準決勝のダメージは?)一回戦のバッティングで左目が少し腫れたくらいで、それが見えづらかったくらいです。自分、頑丈なんで、それ以外は大丈夫です。
(トーナメント全体を振り返って)あまりいいパフォーマンスはできなかったかもしれないですけど、決勝は自分が持っているものは出せたと思います。でも決勝は本当に悔しいです。(1日3試合してファイトマネーを総取りされる形になったが?)お金も大事ですけど、それ以上に負けたことが悔しいです。もう二度と負けないように一生懸命練習して、いつか龍華選手に必ずリベンジします。(今後の目標は?)龍華選手と再戦したいです。今はそれしか考えてないです」
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