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試合結果

セミファイナル(第8試合)/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

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試合レビュー

 セミファイナルで軍司泰斗と玖村修平がスーパー・バンタム級の生き残りをかけて激突。軍司は2月に顎を骨折して以来の復帰戦、玖村は6月のK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントで準決勝敗退に終わってからの再起戦となる。

 1R、ともにオーソドックスからローとミドルを放って相手の様子を見る。玖村はパンチのコンビネーションから左ボディフックに繋ぐ。先手で放つのは玖村だが、軍司は必ずロー、ストレートとリターンする。玖村はバックブローを放って初回を終える。

 2R、玖村がリング中央に立ち、やはり先に攻撃を繰り出す。軍司も攻撃が見えてきたか、玖村の蹴りにストレートでカウンターを狙う。軍司が左フックの上下打ちで出ていくと、玖村はガードで弾きクリーンヒットさせない。軍司は接近戦では左ボディを入れていく。そして打ち合いの中で玖村のジャブにかぶせた軍司の右クロスがタイミングよくとらえ、玖村は後退。そしてコーナーを背にしたところで左ボディを突き刺し、玖村をダウンさせてラウンドを終える。

 3R、両者左フックが相打ちとなると認め合うようにグローブを叩き合わせる。ダウンを奪った分やや余裕の感じられる軍司はボディと顔へのヒザ、そしてダウンを奪った左ボディフックを再び玖村に見舞う。軍司は玖村の攻撃に注意しながら前に出て圧力を掛け、それにより攻撃を押さえる。右ストレートを当てる玖村だが、ダウンを奪い返すには至らず終える。
 判定は30-28、29-28、30-28の3-0で軍司。難敵の玖村を下し、生き残り戦を制するとともに復活を果たした。

■試合後の軍司泰斗選手のコメント
「(試合を振り返って?)8カ月ぶりの試合で、戦前から恐怖があったんですけど、1Rが終わってから余裕が出てきて。冷静に戦えたと思います。(対戦相手の印象は?)僕は玖村選手の弟とやっていて。同じ作戦で来ると思っていたので、そこをしっかり押さえて、バックブローを警戒して。意外といけたかなと思います。(徐々に自分のペース?)そうですね。相手に合わせる試合が多かったんですが、自分のペースでしっかりできたのは大きかったです。うまく戦えたかなと思います。最後のほうは調子に乗ったというか、自分のペースじゃなくなったので、そこは反省が大きいですね。(今後の目標は?)自分はチャンピオンになりたいとかではなく、負けた選手に勝ちたいというのがあるので、そこまでいけるように練習して強くなります」


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試合情報

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大会名
2019年10月13日(日)Krush.106
日程
2019年10月13日(日)
会場
後楽園ホール
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