match result
試合結果
第7試合/Krush女子-52kg契約/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
1R、壽美はサウスポーから右ジャブを伸ばし前に出ていく。しかしヨセフィンは右ストレート、右ミドルで押し戻す。ヨセフィンは左右のワンツーに顔面前蹴りを織り交ぜ、壽美のリズムを寸断する。壽美が懐に飛び込んでもヨセフィンはクリンチして壽美の攻めをストップする。バックステップと前蹴りを駆使して距離のコントロールが巧みなヨセフィン。
2R、ヨセフィンは左回り。ジャブと前蹴りで壽美をけん制し、踏み込みを鈍らせると右クロスから入って左フック、左右のミドルと攻撃を繋ぐ。圧力と手数の多さで壽美にペースを握らせないヨセフィン。壽美のパンチが当たってもヨセフィンは下がらない。壽美が突進してもクリンチで受け止められてしまう。
3R、前に出ていく壽美。だがヨセフィンは左回りして横蹴りでこれを押さえる。それでも壽美が前に来ると、ヨセフィンは右クロス、左フックとカウンターでとらえる。距離があけば後ろ回し蹴りを狙い、ヨセフィンは技の多彩さを見せる。右ストレートを振るいながら出たヨセフィンは、そこから壽美に組みつくと圧力で押していく。打ち合いを仕掛ける壽美だが、ヨセフィンを押していけない。判定は30-28、30-28、30-28の3-0でヨセフィン。女子トップファイターの実力を見せた。
ヨセフィンのリング上でのコメント
「応援ありがとうございます。この気持ちを言葉で表せないぐらいです。日本が本当にすごく好きです。ファン、会場も好きなので、今日は本当に嬉しいです。KANA選手も言っていますが、K-1のリングで女子のトーナメントを私からもお願いしたいです。日本人女子ファイターに機会を与えてほしいです。そして世界中の女子が集まったK-1のリングでチャンピオンになりたいです」
■試合後のヨセフィン・ノットソンのコメント
「(試合を振り返って?)勝ててうれしいです。ただ、納得いく試合ではなかったです。雑な試合運びになりました。相手については前に出てくるけど、雑な印象を持っていました。(トーナメント開催については?)すぐにでも実現してほしいです。世界には参加資格のあるすばらしい選手がいると思います。(ファンへのメッセージ)応援ありがとうございます。海外で試合するのはプレッシャーになりますが、応援が心強いです。また日本で試合できるのを楽しみにしています」
■試合後の壽美のコメント
「(試合を振り返って?)自分の思うようになかなか攻撃が出せなくて、すごくやりづらかったです。(対戦相手の印象は?)自分が前にいきたいのを、うまく阻止されてしまって。蹴り技や、自分にはない攻撃をすごく出されてしまったなと思います。(今後の目標は?)もう負けたくないので、この負けをしっかり受け止めて。絶対にリベンジしたいので、もっともっと考えてがんばります」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2019年8月31日(土)Krush.104
- 日程
- 2019年08月31日(土)
- 会場
- 後楽園ホール
- 選手