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試合結果

ダブルメインイベント第1試合(第8試合)/初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

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試合レビュー

 ともに九州出身・九州時代は同門として切磋琢磨し、その後上京してチャンピオンを目指した2人がトーナメントを勝ち上がり雌雄を決する。RUIはトーナメント初戦で愛鷹亮を、K-Jeeは2試合をともにKOで勝ち決勝に駒を進めた。

 1R、サウスポーのRUIにK-Jeeが右ローを飛ばしてスタート。距離を詰めんとするK-Jeeだが、RUIはバックステップして下がり前蹴りを飛ばす。K-Jeeをうまく懐に入れないRUI。逆に前蹴りを放ちながら前に出て、K-Jeeをロープに追い詰めていく。だが、K-Jeeも跳び前蹴りからラフな攻勢で前に出返す。RUIがそれでも出てくるとロープを背にしながら右ストレートをヒット。しかしラウンド終盤はRUIも得意のヒザをK-Jeeのボディに突き刺す。

 2R、RUIの右ジャブに左フックを合わせ、K-Jeeは前に出る。だがRUIは右手でのプッシング、右フックでやはりK-Jeeを懐に入れさせない。しかしここでK-Jeeがカウンターの右ストレートから左ストレートを決め、さらに左ストレートを追撃してダウンを奪取。立ち上がったRUIにK-Jeeは右ヒザから、右ハイ、右ストレート、左フックと繋いて再び倒し、弟分のRUIを打ち倒してタイトルをものにした。

K-Jeeのマイク
「今日はみなさんありがとうございます。(ベルトを腰にして)似合うかな、これ。でもK-1のベルトの方がカッコいいし、すぐ獲りに行きます。いま九州の選手が育っていて、元は俺もRUIもSATORU成合選手も瓦田脩二選手も同じジムで練習していました。いま九州の格闘技のレベルが上がっていて、ファンも増えています。来年、この勢いをさらに盛り上げてK-1福岡大会、是非やりましょう。先週、愛鷹選手がチャンピオンのカリミアン選手を倒して、かなりシビれました。愛鷹選手とは1勝1敗で決着ついてないんで、一緒に愛知を盛り上げてもいいじゃないかと思ってます。よろしくお願いします」

■試合後のK-Jeeのコメント
「(試合を振り返って?)無事に勝ててよかった、それだけですね。(想定どおり?)そうですね。コンビネーションとか細かいパンチ当てようと思ったら距離が遠くて。自分のやりたいことができなかったです。大きいのを狙っていくしかないなって感じでした。ヒザ蹴りを空振りさせて、そこを狙っていってという感じですね。(ベルトは?)まだまだ、クルーザー級のベルトはレベルが低いので。選手たちが価値を上げないと、いいベルトにならないと思うので。(RUI選手がマイクが下手と言っていたが?)勉強しときます(苦笑)。(クルーザーでやりたいのは?)海外選手を増やしたいですね。呼ばないとまずいぞってくらい、日本人でがんばっていきたいです。(今後の目標は?)倒すだけじゃなく、技術的なところもアピールしていきたいと思います。クルーザーは倒れるというのは3試合して証明できたと思うので。個人の成長と階級の成長を楽しんでもらえるといいと思います」

■試合後のRUIのコメント
「(試合を振り返って?)だんだん記憶が戻ってきて。うまくやられたなという感じですね。警戒してたパンチをモロにもらってしまったというか。そこですね、敗因は。1Rの立ち上がりは僕のほうが圧力をかけてましたし、相手がいやがってるのはわかりました。2Rになって、いききれないのが自分の弱さですね。もっともっと練習して、自分のものにしていかないとなって思います。(感慨深さは感じた?)向かい合ったとき、お互い目は合わせてないですね。お互いに目を合わせると、いけるとこいけなくなっちゃうのかなって、正直感じました。K-Jeeさんと戦えてよかったです。悔しいですけど。ただ、試合後のマイクはへたくそだなと思いました(笑)。またやり返して、僕がK-1福岡を宣言したいと思います。(ファンにメッセージを)期待を裏切ってしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。もっともっとがんばっていきます」

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試合情報

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大会名
2019年8月31日(土)Krush.104
日程
2019年08月31日(土)
会場
後楽園ホール
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