match result
試合結果
第18試合/日本vs世界・7対7/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
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試合レビュー
2R、皇治は倒そうとする気持ちが強すぎるか、フックを空振りするとバランスを崩す。サイコのフックに右ハイを合わす皇治だが、これもヒットできず。皇治は依然パンチが大きくなってしまいサイコをとらえられない。だが、左ボディフックは当たる。サイコの動きを見て取った皇治はヒザを突き上げヒットさせる。
3R、皇治はローとヒザを繰り出しながらサイコに向かい、パンチの後で右ローに繋げる。サイコもヒザを突き上げてくるが、皇治はプレッシャーを緩めず、ロープに追い詰め左ボディでエグる。サイコが出ようとしても皇治は押し戻して左フック・右ストレート、ハイキックと攻撃を見舞うが、サイコをとらえ切れずに終わる。判定は30-29、30-28、30-28の3-0で皇治。倒すことはならなかったが、2019年の初戦を白星で飾った。
皇治のマイク
「なんで人間って簡単に倒れるんですかね、って言おうと思っていたんですけどすみません。強かったです。遠いところから来てくれてありがとう。倒せなかったの反省します。大宮司さんに怒られながらまた頑張ります。俺は格闘技界を変えたいです。そのために強くなるためにやってます。デカいこと言ってるんで、格闘技界を変える男になるので注目していてください。次出てくる男前くんに、武尊、俺にやられる前にやられるなよ、絶対。K-1最高!」
■試合後の皇治のコメント
「(試合の感想は?)いやー、人って簡単に倒れへんなと改めて思いましたね。ファンと約束したことを守れなくて、それはちょっと情けなくて、悔しいですね。(相手の印象は?)いやいや、ドイツからね、遠いところから来てくれて、ナイスガイやったけど、まあ弱かった。(これからの目標は?)いつも言ってるように男は貫かなアカンから、やられたことはやり返したいし。やっぱりね、武尊の首を刈れるのは俺しかおれへんやろうし、まあスーパースターは俺やっていうのをね、証明できるように、今後はやっていこうと思います。
(相手より上回った点は?)見てた通り、全て上回ってたのは俺やけど、まぁ、ホンマ難しい、人を倒すのは。だからちょっと、後で武尊に教えてもらおうと思うて。どないして倒すの?いうて。(武尊選手が倒したところは見ていた?)倒すところは裏におって見てなかったんやけど、まあでも、ラジャも大したことないっすね。俺は倒れへんかったからね(笑)。まあまあ、俺はホンマに最高級のファンと最高級の陣営に、今サポートしてもらってるんで、これで倒せないというのが自分自身けっこう悔しくて、珍しくけっこう凹んでますよね。でもね、俺マジで格闘技界を変えたいんですよ。変えたいし盛り上げたいし。武尊は武尊の盛り上げ方で盛り上げたらいいし、俺は俺の盛り上げ方で盛り上げて、また武尊とやってヤツの首を刈ったらいいし。いつも言ってるようにね、みんなが見たがってるカードをできるように俺が一つ一つ頑張っていこうと思うし。そのためにはね、とりあえずぶっ倒さないといかんから、そこをまた自分の目標として頑張っていこうと思ってます。
(8月に大阪が決まってますが、何がしたい?)まだ俺が出るか分からんけど、俺が出えへんかったら開催できるモンもできへんやろってなってまうと思うけど、もうねえ、俺もずっと追う立場やったけど、今は追われる立場で。追う立場でまだいたいけど、追われる立場でやる相手おらへんからね。まあ、男はどんなへこたれても何やっても、言ったこと貫かないかんから、俺の首刈るって言ったヤツは必死こいてそれを貫けって感じやし、俺は俺でまだやることがあるから必死こいて。まだ大阪も盛り上げたいし、地方も盛り上げたいし、とりあえずK-1をね、格闘技界を盛り上げていけたらなと思ってます」
■試合後のヤン・サイコのコメント
「(試合の感想は?)お互いに勝ちに行くという気持ちが強く入った試合だったが、負けたのは残念だ。今回の試合のために特別な練習はしていなかったが、それも負けた要因ではないかと思いました。100%のコンディションを作れなかったのは反省点でした。(相手の印象は?)試合前のコメント等を効いていても、口だけのイヤなヤツだと思っていたが、試合後は声をかけ合って、いい選手だなと思った。機会があればお酒でも飲んで話してみたい。自分はいつでも相手のことをリスペクトしています。皇治選手に対してもそれは同じだ。
(これからの目標は?)希望としては今後もK-1で戦っていきたいです。そのために練習内容を根本的に変えて、ハードなトレーニングをしてきたいと思います。60kgよりも57.5kgのほうが適正体重なので、もし6月のK-1に出られるなら、57.5kgの試合に出たいと思います。(皇治のパンチで効いたものは?)ノー。考えていたほど、彼のパンチは強くありませんでした。何度かもらったが、頭が下がることもなかったし。今回負けた理由は100%のコンディションにもってこれなかったことが一番だと思います」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2019年3月10日(日)K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~
- 日程
- 2019年03月10日(日)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
- 選手