match result
試合結果
第8試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
2R、前に出る郷州、リングを回る小宮山という両者の図式は変わらず。小宮山はフットワークを止めず、郷州のパンチを受けても連続では被弾しない。闘牛士のように試合を展開する小宮山。パンチをかわし、あるいはもぐってかわしクリンチで郷州に追撃させない。
3R、郷州は右ストレート・右クロスと振るっていくが、小宮山は距離を作ることでパンチを目先でかわしていく。そして次第に右ストレート・右フックとカウンターを合わせるようになってくる。やや出足が落ちて見える郷州に対し、小宮山はフットワークを落とさず郷州の周囲を回り、左右のパンチ・前蹴りを浴びせ、やはりクリンチも織り交ぜ、郷州に適打のヒットを許さない。判定は30−29、30−28、30−29の3−0で小宮山。1年ぶりの試合となったが勝利を上げた。
■試合後の小宮山工介のコメント
「(試合の感想は?)約1年ぶりにリングに上がることができて、華やかなリングの空気を吸えて、刺激を感じました。(相手の印象は?)本当に気持ちがすごく強くて。もともと僕も試合からちょっと遠ざかっていたこともあって、郷州戦のオファーをいただいた時に、郷州選手だから今回の試合を受けたというか。『K' FESTA.1』のときに3回花道を歩かせていただいて、最後KO負けで幕を閉じる形だったんですけど、そこで僕の中である意味区切りがついた気持ちだったんですけど、郷州戦のオファーをいただいた時に、タイムリープじゃないですけど、格闘技の神様から手を差し伸べてもらったような気持ちになって、郷州選手だから今回、受けました。(これからの目標は?)今日、久々にリングの空気を吸えて、刺激的で、また現役を続行したいなと言う気持ちも芽生えてきたので、みなさん楽しみにしてください。
(郷州戦の前までは区切っていた?)武士は死に場所を求めて生きると言いますけど、自分も空手家であり武道家として、『K' FESTA.1』のとき、最後はやられてしまいましたけど、ある意味区切りがついたので、でも郷州戦のオファーをいただいた時に、先ほど言ったような心境でした」
郷州征宜
「(試合の感想は?)小宮山選手を捕まえるのが目標だったんですけど、捕まえきれなくて、本当に情けない試合をしてしまって申し訳ありませんでした。(相手の印象は?)初めて負けた相手が小宮山選手だったので、本日勝ってリベンジしたかったんですけど、それが叶わず、残念ですね。(これからの目標は?)負けたままでは終われないので、もう一度挑戦したいですね。小宮山選手もそうですし、もっともっと他の選手にも勝っていきたいと思いますので、もう一度頑張りたいなと思います」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2019年3月10日(日)K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~
- 日程
- 2019年03月10日(日)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
- 選手