match result
試合結果
第12試合/【DIVINER Presents】 K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
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試合レビュー
2R、城戸はこのラウンドもサウスポーに構え、モーションのない左ストレートで浅くではあるが久保の顔面をとらえる。城戸のローキックでも久保は体勢を崩す。しかし久保はプレシャーを掛け城戸をコーナーへと追い込む。城戸はローからヒザを打ち込むが、久保も近距離でボディフックを打ち込む。
3Rも両者サウスポーで向き合う。久保は左ローから飛び込んでの右フックを浅くヒットさせる。しかし城戸はハイキックを放って当てる。城戸も体ごと飛び込んで左ハイキックを放っていくが、クリーンヒットはない。判定は30−29(久保)、30−30、30−30でドロー。延長戦で勝敗を決することとなる。
延長R、城戸は左ローからスタート。久保が左ストレートを伸ばすが、これは城戸が横へのステップで逃れ当てさせない。ここで城戸の左スネ周辺から出血が見られ、ドクターのチェックと処置が行われる。再開後、城戸はその左足でローを放つ。城戸は右フック・左ストレートを放ち、すぐに久保の近くから離れる。城戸は体格差を活かし、ストレートから組むと押していく。だがラウンド最後は久保が連打して城戸を下がらせて終える。判定は10−9(久保)、10−9(城戸)、10−9(城戸)の2−1で久保。ベルトを死守した。
久保のマイク
「すいません、宣言通り塩試合になってしまいました。3Rに勝ったと思って集中力が切れちゃって、延長ラウンドに城戸選手の執念を感じて強かったです。いつまで突っ走れるか分からないですけど、1戦1戦大事にしたいと思います。K-1ファンからは嫌われてると思うんですけど、戦う姿を見てください」
「(試合の感想は?)ベルトが返ってきて、とりあえずホッとして、よかったなと。
(相手の印象は?)3Rでもう『勝ったな』と思って気を抜いちゃってたところがあって、延長の前半、城戸選手のベルトに対する執念を感じて、僕も負けてられないぞという気持ちで応えて、頑張りましたね。(これからの目標は?)試合中、どこかのタイミングで目を骨折しちゃっているので、とりあえず家に帰って休みたいです。
(目のケガはいつ?)頭が当たった瞬間があったので、それかなと思ったんですけど。僕がガーッと行っちゃって、頭から突っ込んだときに。ボディブローを打とうとしたときがあったんで、そのときに当たったかなと。(ピケオー選手からのラブコールについては?)11月のとき、(木村“フィリップ”)ミノル君とピケオーがやったときに対戦表明されてたりして、でも今日のところは疲れすぎてて次のことを考えられないというか。僕はピケオー選手と野杁選手との試合を見てなかったんですけど、見たら僕も燃えるんじゃないかなと思うので。ただ、体重はちょっとキツかった部分も、今回、実はあって。そのへんの体重管理をどうしようかなというのがあって。
僕の計量の姿を見ましたか? めっちゃショボショボで、一般人かよと思うぐらい、自分の映像を見て『やべえな、コレ』と思うぐらい萎んでたんですよ。キレる体を作れなかったというか、そういう部分があったんで、そのへんちょっとなあと……。当日、今日はめっちゃリカバリーしてムキムキになってたんですけど、ちょっと体重もあるし、どうしようかなと。とりあえず今日はケガしちゃってるんで、ケガを治すことに専念しようかなと」
■試合後の城戸康裕のコメント
「(試合の感想は?)結局、どんな試合だろうが、面白かろうが面白くなかろうが、ベルト取ることが目標だったので、それに関しては全然ダメだったな、と。獲れなかったことに関して全然ダメだったなとしか思えない感じですね。(相手の印象は?)やっぱうまいですね。僕もキャリアは長いし、久保君もキャリアは長いし、でも僕のほうが長いは長いんですけど、ほぼどっこいみたいなものなので、『ああ、うまいな』と思いながら戦ってましたね。(これからの目標は?)格闘家はみんなたぶん思ってると思うんですけど、負けたときとか、悪いことしてないのに犯罪者みたいな感じで周りが見てるみたいな心境、メンタルになったりするんですけど、休まなかったら終わらねえかなと僕は思ってるんで、ベルト獲る時までしっかり頑張ろうかなと思いますね。まだまだ頑張ります!」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2019年3月10日(日)K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~
- 日程
- 2019年03月10日(日)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
- 選手