match result
試合結果
第12試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、両者サウスポーでヨーブアデーンが左ローで先制。この蹴りには重さがあり客席がどよめく。武居は前に出てミドルでヨーブアデーンをとらえ距離を掌握せんとする。しかしヨーブアデーンはさらに左ロー。武居も左ローを返し、前蹴りを飛ばす。ヨーブアデーンはハイキックを放つが、武居はよく見て当てさせない。ヨーブアデーンはさらに左ロー。武居はロープに詰めて右ボディフック。ヨーブアデーンが前に来るところに左ストレートを伸ばす。そして前蹴りから後ろ回し蹴りを放ち、ヨーブアデーンは体勢を崩すがこれはノーダウン。
2R、ヨーブアデーンの左ローに武居は左ミドルを返す。ヨーブアデーンがローに来ると、武居はこれを予測して右フックを合わせていく。そして二段蹴り式のジャンピングキックからヨーブアデーンに右ボディフック。武居はヨーブアデーンのフック・ミドルに合わせてさらに右ボディフックを打ち込む。しかしヨーブアデーンも逆に左ローを打ち込み武居を嫌がらせる。武居は右ボディフックから打ち合いを仕掛ける。武居は左ローを効かされれているが、ヨーブアデーンもボディが効いている。武居は左ローを浴びるが、右ボディフックを返す。
3R、ロー、ハイキックで来るヨーブアデーンに、武居は掛け蹴り、三日月蹴りと対抗する。ヨーブアデーンは前蹴りから左ロー。武居はこれに遠い間合いから右アッパー、左フックと攻めるが、距離が遠くヨーブアデーンに見切られる。ヨーブアデーンはガードを固めつつ前に出て左ミドル、ヒザ蹴りで攻める。武居はヨーブアデーンが接近したところでアッパー、フック&ボディフックで応戦する。左ミドルで攻勢を強めるヨーブアデーン。ゴングが鳴るとヨーブアデーンが勝利をアピールするのに対し、武居は苦し気にマウスピースを浮かび上がらせる。判定は30−30、30−29(ヨーブアデーン)、30−29(武居)の1−1でドロー。延長戦に突入となる。
延長R、武居は左回りして左ミドル、左ローと放つが、ヨーブアデーンは圧力を強め左ミドルを浴びせていく。武居は左右フック・ボディフックを放つが、ヨーブアデーンはダメージを見せず圧力を弱めない。しかし武居が左ボディフックを打ち込むとヨーブアデーンガードが落ち、弱気に後退していく。武居はそこを逃さずアッパーでアゴを跳ね上げる。武居は左ボディフックから右フック。しかしさらに追撃に出ると、ヨーブアデーンにクリンチで止められる。これを引き剥がした武居は右フック、右ボディフック、後ろ回し蹴りと放つ。判定は3者10−9で武居。ヨーブアデーンを苦戦の末に下した。
武居のマイク
「ヨーブアデーン選手、本当に強くて、もっと強くなって出直します。ヨーブアデーン選手、ありがとうございました。大阪で試合するのは初めてですが、楽しく試合できました。次は3月10日にさいたまでK'FESTA.2があるのでぜひ来てください」
■試合後の武居由樹選手のコメント
「(試合を振り返って?)相手のヨーブアデーン選手が強かったというのもあるんですけど、自分の中で集中できてなかったというか、反省点だらけでダメでした。(対戦相手の印象は?)気持ちも強かったし、自分の中で気を抜いていた場面がありました。(集中できなかった理由は?)なんでか分からないんですけど、そんな気がします。もっといくところでいけたのに、まったく自分らしくなかった感じです。見すぎたというか。蹴られて自分のペースが崩されたというか。初めてムエタイの選手とやったんですけど、自分の中で甘く見ていたというか、強かったです。今回の試合を糧にもっと強くなりたいと思います。(ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。1Rで倒すとか言ったんですけど、もっと自分を見つめ直して、また強くなって帰ってきます。ありがとうございました」
■試合後のヨーブアデーン・フェアテックス選手のコメント
「(試合を振り返って?)とても悔しい気持ちでいっぱいだ。3Rで自分の勝ちだと確信を持ってしまった。(対戦相手の印象は?)警戒していたよりも、そこまで危険な選手じゃないということが分かった。機会があればまた戦いたいと思う。(ファンにメッセージを)これからも応援よろしくお願いします。次回はいい結果になるように試合します」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2018年12月8日(土) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~
- 日程
- 2018年12月08日(土)
- 会場
- エディオンアリーナ大阪(第1競技場)
- 選手