match result
試合結果
第12試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
2R、芦澤は離れた位置から依然ヒットアンドアウェイを続行。弘嵩はそこに左ミドルを合わせて、芦澤の動きを止めんとする。芦澤は飛び込んでのワンツー、顔面へのヒザと予測の難しい攻撃を続行。弘嵩はこれに右ロー、左ミドルを返して対抗する。芦澤は遠間から伸ばす右ストレートを効果的に当てる。
3R、弘嵩は左フック、左ミドルを放って前に出ていくが、芦澤はこれに呼応し、ガードを下げて弘嵩を呼び込み、打ち合いの中でパンチからバックブローを当てて左ハイキック。スリップ気味ではあったが弘嵩をダウンさせる。しかし立ち上がった弘嵩はすぐ反撃に転じ、左フックを当て猛攻。右ストレートを打ち込んで芦澤からダウンを奪い返すと、続けて右クロスで2度目のダウンを奪うと芦澤は立ち上がるも目の焦点が定まらず、レフェリーが試合を止めた。
試合後、弘嵩が「今日はありがとうございました。この試合結果が僕からのメッセージです」と試合結果・内容で王座挑戦をアピールした。
卜部弘嵩
「(試合を終えての感想は?)芦澤君もすごく気持ちのあるファイターで、真っ向勝負できてよかったですね。変に逃げたりとかじゃなくて、真っ向勝負してくれて、うれしかったですね。
(相手の印象は?)前から言ってますけど、いいファイターですよ。いいファイターだし、いいチームだし。やっぱ、負けられないですよね。最後、ちょっとダウン取られちゃって、いつもだったら焦っちゃうんですけど、その時の僕の考えは一つしかなくて、『ぜってぇ何が何でも倒しに行く!』っていう。だから、いつでも行けたっちゃ行けたんですけど、ちょっと警戒もしましたし、でも、ガッて行く瞬発力とか感覚は分かってきたんで、これだなっていう。最初から行けるなっていう感じはありますね。いきなりギア全開で、トップギアで行きたいですね、次は。
(今後の目標は?)もう、チャンピオンとやるしかないですね。そこしか見てないし、最後、マイクでも言いましたけど、言葉はいらないです。僕以外いないです。(バックブローは?)当たっちゃいましたね。リーチあるし、(拳の)先で捕らえてくると聞いてたんで。ボクサー型のパンチですよね。伸びて相手の脳を揺らす、いいパンチャーだなと。パンチ力で打つという感じじゃなくてキレとかで打ってくる選手で。戦えてよかったです。
先輩の(梶原)龍児さんが向こうのチームのボスでついてて、何か、たった3Rしかやってないですけど、いろんなことを語り合った気がして、楽しかったです、ホントに。やっぱ戦いっていいっすね。そう思いました。普通の試合と違いましたね、僕の中でも。(妻の高橋ユウさんが観戦していましたが、力になった?)なりましたね。僕、ダウン取られた時にパッと顔がよぎって、『行くしかねえな、これで行かなかったら男じゃねえ、何が何でも行ってやるんだ』と思いました。これでKOされたらしょうがねえ、もう行くしかねえなと思って行きましたね。
(フェザー級でのコンディションは?)よかったです。コンディションはすごくよくて、気持ち的にも平常心でした。何か、変に入りすぎなくて、いつもと同じ感じでリングにも上がれて……試合前から、すごくワクワクしました。早くやりたいなって。城戸さんの試合、延長だったらやだなあと思って。早く試合やらせてくれと思いながら待ってました。
(ファンの方にひと言)ファンの皆さん、本当にフェザー級に落としたことでいろいろ心配した人もいると思うし、皆さん期待もしてくれたと思うし。その中でKOで勝てました。フェザー級で戦うのはこれが初戦なんで、その中で次へとつながる試合を見せられたかなと思います。ファンの皆さんを一つ、安心させられたかなという気持ちがあります。よかったです」
芦澤竜誠
「(試合を終えての感想は?)いやあ、覚えてないんでね。でもみんな、ファイターらしい試合だったって言ってくれたんで。(相手の印象は?)しっかり倒しきったんで、すごい選手だと思いますよ。(やられた要因は?)3Rでダウン取ってから覚えてないんですけど、梶原代表から、試合に対する気持ちとか、スタミナとか、夜遊びに行かないとか(言われて)、試合に対する気持ちから変えていかないといけないと思いましたね。
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2018年11月3日(土・祝) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~
- 日程
- 2018年11月03日(土)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
- 選手