match result
試合結果
第15試合/K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
- 戦歴
- 55戦 34勝(8KO) 20敗 1分
- 185戦 145勝(45KO) 36敗 4分
- 生年月日
- 1990.11.20
- 1984.9.5
- 身長・体重
- 173cm ・ 65.0kg
- 169cm ・ 0.0kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- サウスポー
- 出身地
- 東京都町田市
- タイ・バンコク
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試合レビュー
2R、ゲーオはこのラウンドも左ハイ、跳びヒザと猛攻から入る。そしてボディへのヒザを佐々木に打ち込む。前足の右前蹴りを飛ばし佐々木を近づかせないゲーオ。顔面前蹴りでも佐々木をとらえる。前蹴りに阻まれ、ゲーオに接近、そして攻めるタイミングを見い出せない。ゲーオはボディへのヒザ。右ストレートをあてるささきだが、ゲーオはスウェーでこの威力を殺す。
3R、ゲーオはこのラウンドも左ハイから入る。そして佐々木がワンツーで切り込んでくると前に伸ばした手でこのパンチを弾いて当てさせない。ゲーオは前蹴りで距離を保ち、ボディへのヒザ。佐々木はこの距離を詰められない。ゲーオは前蹴りをボディと顔面に飛ばし、クリンチも駆使する。 終了のゴングが鳴ると、ゲーオは勝利を確信し歓喜の声を上げコーナーに駆け上がる。判定は30-29、30-29、29-28の3-0でゲーオ。旗揚げ4周年記念興行をトーナメント優勝で締めくくった。
ゲーオのマイク
「ミナサン、コンバンハ。今日は勝てて嬉しかったです。応援ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。アリガトウゴザイマス。もうすぐ35歳になりますが、全力で戦っていきます。よろしくお願い致します。左右田選手、これからどうなるか分かりませんがリベンジしたかったらお願いします。ムエタイボクシング、ナンバー1!」
ゲーオ・ウィラサクレック
「(試合を終えての感想は?)トーナメントが3回目で、3回も優勝できて、とてもうれしいです。(1回戦、準決勝は?)1試合目は早めのKOで終わって、2試合目は延長戦まで行って、ちょっと疲れました。(相手の印象は?)全員、優勝するための練習をしてきたんだなと思いました。テクニックのある選手が多かったです。(今後の目標は?)いつもと同じで、しっかり練習をして、次の試合に備えて、このベルトをできるだけ長く手元に置いておくことが大事だと思います。
(足のケガは?)もともと左のスネの皮がとても薄くて、左の蹴りをするとむけることがあるんですが、左右田選手のヒジを受けてこうなりました。(今日、自分のよかった部分は?)できるだけ早くKOで倒して先に進むというのが作戦で、1試合目はそれができたかなと思います。(一番しんどかった試合は?)2試合目が一番疲れました。自分も長く戦ってなかったし、1試合目は早く終わったので、2試合目が一番つらかったです。
(いつまで戦う?)自分の身体のコンディションが大丈夫な限りは戦っていきたいですが、もう35歳なので、体がどうなるかは分かりません。(ファンの方にひと言)いつもサポートしてくれるファンの皆様、今日は本当にありがとうございました。これからもゲーオ・ウィラサクレックをよろしくお願いします」
佐々木大蔵
「(試合を終えての感想は?)長い一日が終わったなっていう感じですかね。ダメージ的にはこれといったダメージがないんで、負けたにもかかわらずあんまりそういう言葉はよくないですけど、もう一回(ゲーオと)やりたいです。悔いが残っているという気持ちですね。
(相手の印象は?)サム・ヒル選手は頑丈というか、ブロックが固くて、僕も顔面顔面になってたんで、顔面が空かないなというところで、ローが効いたというのは一つの勝因かなと思います。中澤選手は、秀さん(山崎秀晃)との試合をセコンドで見ていたので、自分の中で思い描く中澤選手のイメージがあったから、ああいう動きができたかなと思います。ジャブから組み立てて、自分のペースで試合運びができたかなと思います。
決勝は、もう一歩、もう一歩踏み出す勇気、それに気づくのが遅かった。そこですね。3Rに気づいてしまった。ちょっと手遅れだったなという感じです。(決勝時点でのダメージは?)比較的ダメージはなく、もういけるなという思いだったので、万全の状態で決勝には挑んだつもりです。
(決勝で入れなかったのは?)ミドルとヒザと、ゴングが鳴って飛び込んで入ってくるミドルに、自分がどこか怖じ気づいたというか、そういう部分があったんだと思いますね。(ゲーオの足のケガには気づいていた?)そうですね、左右田選手とやった時から、血が流れているのは見てたんで、ミドルを強く打ってないなというのはあったんですけど、決勝だし、強く打ってくるだろうなと思ってました。
(実際、強く打ってきた?)強かったですね。しなるというか。ゴンナパー選手とはまた違うミドルという印象があります。(それで入れなかった?)それもありますね。
(ファンの方にひと言)本日は会場に来られた方、AbemaTVでご覧になられた皆様、本当に貴重な時間をありがとうございました。また頑張りたい、そういう気持ちではありますが、もっとプロとして気持ちのある試合を皆さんにお見せできるよう、満足していただけるよう、日々それを胸にして過ごしていきますので、また佐々木大蔵を見に来ていただければと思います。
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2018年11月3日(土・祝) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~
- 日程
- 2018年11月03日(土)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
- 選手