match result
試合結果
第4試合/K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、長身で長い手足のアブドゥラマンは、歩くようにして左右に構えを変えながら前進。やりづらい動きで左右田にペースを取らせない。どこから攻撃が来るか分からないアブドゥラマンは得意の跳びヒザも繰り出し、左右田をかく乱する。頭を振り、左右にスイッチしながらアッパーを突き上げるアブドゥラマン。左右田もラウンド後半になると、この動きに惑わされなくなり前に出ていく。
2R、左右田は前進と圧力を強め、アブドゥラマンの変則ファイトを潰すように距離を潰す。左右田は次第に右ストレート、左フックとパンチのヒットを上げていく。しかしアブドゥラマンはヒットアンドアウェイで回り、左右田の攻勢をそのまま受けない。だが、左右田の圧力が次第に利いてきたか、アブドゥラマンは変則ファイトが次第に減ってくる。
3R、右アッパーから左ボディ、ステップで横へのかわしを見せるアブドゥラマンだが、左右田は右ストレートで1発、2発とヒットを上げていく。左右のストレートで襲い、左右田はさらに左・右とフックも当て、アブドゥラマンをロープに詰めるが、終盤にアブドゥラマンが逆にフックをヒット。左右田は一瞬崩れ掛けるが持ち直して試合を終える。判定は30-29(左右田)、29-29、29-29でドロー。延長戦に突入となる。
延長R、左右田は間合いを詰めることでアブドゥラマンに変則ファイトを発揮させない。体の強さを見せ押していく左右田だが、アブドゥラマンは上体を振って攻撃を受け流す。しかし左右田はヒザで動きを止めるとストレートで追撃。スタンディングダウンを奪取する。アブドゥラマンは左右のフックを強振してくるが、右ストレートからヒザを打ち込んで2度目のダウンを奪い、延長KOで1回戦を突破した。
「(試合を終えての感想は?)1R、2Rは自分がある程度試合をドミネートしていたと思うけど、結果的に負けてしまったのはすごく残念だ。(相手の印象は?)彼はすごく強くて、プレッシャーを与えてガンガン前に来る選手だと思った。ボディもけっこう食らったので、そこが自分の中で敗因だと思う。(ファンの方にひと言)皆さんが自分の試合を楽しんでいただけたことを願っている。自分は試合の最初から最後まですごく興奮してアグレッシブに試合をするタイプで、今回もそういうスタイルで試合したつもりだ。今回はエキサイティングな試合ができたと思いますが、次回はさらに強い自分を見せたいと思うので、またその時には応援よろしくお願いします」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2018年11月3日(土・祝) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~
- 日程
- 2018年11月03日(土)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
- 選手