match result
試合結果
第3試合/先鋒戦/BATTLE of KHAOS/-61kg契約/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
1R、大庭は開始すぐにサウスポーからの左ミドルを蹴り込む。その後も好戦的に前に出て、左ミドルを放つ大庭だが、向井がこれをかわして右フックを打ち込みダウンを奪う。しかし再開後、大庭が左ミドルから左ストレート、右フックと向井をフラつかせて反撃。前蹴りで距離を取り、向井に左ローを効かせて終える。
2R、大庭はこのラウンドも左ローを連打。向井は前に出て距離を潰してパンチを振るい、あるいは組みつくが、これはレフェリーから注意を受ける。左ローを効かせ攻勢となる大庭だが、向井にローブローを放ってしまいダメージ回復のインターバルが取られる。大庭はさらに左ローを多用するが、向井もこれを予測し、間合いを詰めてパンチで攻める。
3R、向井はローを封じるためか、接近戦に持ち込みパンチを振るう。しかし両者混戦の中で組みつきが見られ、レフェリーから注意が出される。向井は近距離の右フックを当て、これで大庭の動きが止まる。大庭は苦しさからか向井に組みついてしまい、レフェリーから警告を受ける。対する向井も組みつきが見られ、同様に警告を受ける場面も。両者終盤はクリーンヒットを得られず試合終了となる。判定は28-28、29-28、29-28の2-0で向井。先鋒戦はWSRジムが制した。
■試合後の向井貫太のコメント
「無事に勝ててホッとしています。(相手の印象は?)会見で見た時にポカーンとした感じかなと思ったんですけど、いざ試合になったらすごく気が強くて。蹴りも重いし、身体もボロボロです(苦笑)。ただサウスポー対策でゴンナパーとたくさんスパーリングをやってきたので、ゴンナパーに比べれば…大丈夫でした。(勝因は?)やっぱり1Rにダウンを取ったことが大きいですね。(K-1甲子園・準優勝者に勝って)そこはもう自信になりました。(対抗戦について)先鋒戦で勝ててよかったです。(今後の目標は?)やっと2勝できたんで、まだまだ上に行きたいです。これからも頑張っていきます」
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