match result
試合結果
第6試合/スーパーファイト/K-1ヘビー級(-90kg契約)/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
2R、開始から左ミドルで加藤が襲えば、上原は右ローを効かせて反撃。上原は右インローで加藤の右足内股をとらえ、赤く腫れ上がらせ追い詰めていく。またこのインローが結果的にストップの役割となり、加藤を前に来させない。
3R、加藤は左ミドル、左ストレート、左ミドルと左の攻撃を重点的に進める。パンチを狙っているかの上原はやや手数が少ない。上原は顔へのフックからボディに繋げるが、ここは加藤にプッシングで突き放される。プレッシャーを与えているのは上原だが、やはり手数が余り出ない。フックを振るっても加藤にかわされてしまう。判定は29-29、30-29(加藤)、29-29でドロー。延長戦で勝負を決することとなる。
延長R、上原にロープを背負わせ左ストレートと右フックを回転させ、加藤はダウンを迫る。上原はこれをガードでしのぎつつ右ハイキック。だが、2発放つも加藤をとらえられない。加藤の左ローを効かされた上原だが、体を前傾にして前へ出て加藤にプレッシャーを掛ける。加藤はこれをローとストレートで迎撃。上原も体重を乗せた左右フックを放って試合を終える。
判定は10-9(上原)、10-9(加藤)、10-9(加藤)の2-1で加藤。日本ヘビー級第一人者の上原に対し、加藤がからくも勝利を収めた。
■加藤久輝選手のコメント
「(試合を振り返って?)3R終わった時点で勝ったと思ってて、延長になってちょっと集中が切れてた部分がありました。延長Rのはじめに飛ばし過ぎて、失速という形ですね(笑)。(対戦相手の印象は?)映像で分析もしてたし、その通り。それ以上でもそれ以下でもなかった。メチャクチャ、パンチ力がヤバいというわけでもなかった。防御もできてたし、自分の左対策もできてる感じでしたね。
(今後の目標は?)いろいろ自分の契約関係とかで、はっきりいつ出られるかはまだ言えないんですけど、またK-1に出たい気持ちはあります。いろいろクリアできれば出て、また90kg以下で試合やりたいなと思います。(会見ではベルトに興味がないと言っていたが、興味が出てきた?)興味がないと言うより、自分は総合の契約もあるので。出る出ないは自分の判断でできない部分もあるので、出られたらもちろんベルトを狙いたいです」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2018年6月17日(日) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~
- 日程
- 2018年06月17日(日)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
- 選手