match result

試合結果

第6試合/K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    Ameno Gym
    Mejiro Gym Amsterdam
    戦歴
    16戦 14勝(10KO) 2敗 0分
    27戦 25勝(15KO) 2敗 0分
    生年月日
    1993.12.12
    1994.2.10
    身長・体重
    196cm ・ 0.0kg
    197cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    クロアチア・スプリト
    オランダ・クロメニー
    SNS

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試合レビュー

 ヘビー級王者プラチバットの初防衛戦の相手はオランダのロエル。ブランコ・シカティックの愛弟子vsアンドレ・マナートの息子という顔合わせとなった。

 1R、ロエルは圧力を発して前に出てプラチバットにロープを背負わせる。しかしプラチバットはそこから前に出てくる。だがロエルは左ミドル、右ローと攻撃を見舞う。しかしここでプラチバットが跳びヒザを放ってヒット。だが、その後のワンツー、ローはロエルに対処される。徐々に出ていくプラチバットだが、ロエルはボディへのヒザでストップする。

 2R、プラチバットはワンツーで出てパンチで攻め切らんとするが、ロエルは左ミドル、右ミドルと蹴りを返してプラチバットの攻めを分断する。プラチバットもオランダのお株を奪うような対角線のコンビネーションで攻めるが、ロエルは連係の中にミドル、ローを入れてきてプラチバットにリズムを掴ませない。前蹴り、ミドルと浴び、プラチバットは口が開いてくる。

 3R、間合いを詰めてパンチで行きたいプラチバットだが、ロエルはジャブを突いて距離を保ち、そしてミドルを浴びせていく。力を込めた右フックを打ち付けるプラチバットだが、これはロエルのブロックに阻まれる。スタミナ切れのうかがわれるプラチバットは前蹴り、ミドル、ローとロエルの蹴りにさらされる。逆転を狙って振るうパンチも距離が遠く空を切る。最後もロエルがハイを打ち付けて終了となる。

 判定は30-28、30-28、30-28の3-0でマナート。初代王者を破り新王者に輝いた。

ロエルのマイク
「コンバンハ。今回K-1チャンピオンになることが出来て信じられない。K-1のチャンピオンになることは小さい頃からの夢で、それを父親と叶えることができて嬉しい。前回負けたのにこのようなチャンスをくれてありがとうございます。自分の本当の力、全てを見せられたと思う」

■ロエル・マナート選手のコメント
「(試合を振り返って?)こういう結果になって非常に嬉しい。プラチバットは前にガンガン来ると思っていたので、考えていた通りのプランで上手くサイドにかわして勝つことが出来た(対戦相手の印象は?)とても強くて素晴らしい選手だと思う。パワーもあるし気持ちも強い選手で、どんな状況でも下がらない。選手としても人間としても素晴らしい人物で、今日は自分の方が良い試合を出来たが、防衛戦はチャンピオンの方がチャレンジャーより気持ちの面で大変だと思う。プラチバットは常に前に出てきて決して最後まで諦めない選手だった。

(チャンピオンになって今後の目標は?)今後も出来る限りこのベルトを保持していきたい。チャンピオンとして良い試合をすることはもちろん、全ての人に尊敬されるようなチャンピオンになりたい。若い人や子供たちにこのスポーツの素晴らしさ、キックボクシングは精神面も含めて、成長する上でも素晴らしいスポーツだと伝えていきたい。いずれにしてもこのベルトをいつまでも保持していきたい」

■アントニオ・プラチバット選手のコメント
「(試合を振り返って?)良い試合を見せることが出来なかったし、今日はあまり調子が良くなかった。どうしてもKOしたくて、そればかり狙いにいって色々なミスを犯してしまった。(対戦相手の印象は?)今日は身体が重く、彼が私を上回った。おめでとうございますと言うしかない。でも全体的に彼が私より良いファイターだとは思わない。いつでもベルトを獲り返しにいく。(今後の目標は?)今日は時差ボケもあったし、自分の日ではなかった。心身ともに良い準備をしてきたが何故こういう結果になってしまったか実感出来ていない。全てのエレメンツを高くするしかない」

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動画

試合情報

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大会名
2018年3月21日(水・祝)K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~
日程
2018年03月21日(水)
会場
さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
選手
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