match result
試合結果
第13試合/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、アラゾフはオーソドックスでスタートして高い前蹴りを放っていく。そしてハイキックを飛ばし、サウスポーにスイッチとさっそく変幻自在のファイトを見せる。日菜太はしかし左ミドル、左ローと当てる。前に出て圧力を掛けたい日菜太だが、アラゾフはフットワークが巧みでプレッシャーを掛けさせない。
アラゾフはボディ、ローと日菜太に攻撃を加え、そして左ハイで側頭部をとらえてダウンを奪う。日菜太が立ち上がるとアラゾフは顔面前蹴りを打ち込み、再度の左ボディ。日菜太の高速バックブローは空を切らしてかわす。
2R、再び得意の左の蹴りを放っていかんとした日菜太だが、アラゾフはこのタイミングを見て取り左フックでカウンター。これを食らった日菜太はバタリと倒れて立ち上がることができず、アラゾフが初防衛を成し遂げた。
■アラゾフのマイク
「アリガトウゴザイマシタ。日本も大好きですし、日本のファンのみなさんも大好きです。日本に来るのが夢だったのですが、再来日できました。応援をありがたく思っています。ベルトを取り戻すことができて、私を支えてくれた人たちに感謝します。また強くなってより面白い試合を見せたいと思います。アリガトウゴザイマシタ」
■チンギス・アラゾフ選手のコメント
「(試合を振り返って?)ありがとうございます。調整が十分に出来て勝つことが出来た。日菜太は非常に良い選手で、作戦を立てるもの非常に上手く、独特のスタイルを持っている。だから私たちはチームで勝利の鍵を探し、どうにかその鍵を探すことが出来だ。今日は私たちのチームの日、家族の日、Gridin Gymの日となって勝つことが出来た。
(対戦相手の印象は?)日菜太は非常に良い選手だと思う。昨年のトーナメント8人の中で一番面白い選手だと思っていた。準決勝で当たるかもしれないと思っていたが、ピケオーが勝って日菜太と戦うことは出来なかった。繰り返しになるが、彼は非常に独特のスタイルを持っていて、それが強さになっている。また試合に対するビジョンも持っていて、今回は日菜太選手に勝つにはどうするかという鍵を色々と考えた。
(今後の目標は?)次の試合は4月8日にフランスのパリ、その後に中国でジョルジオ・ペトロシアンと戦う予定がある。日本では来年あたりに再来日を果たして、また自分の力を発揮できればと思います。(左ミドルが得意な日菜太に勝利の鍵は何だと考えていた?)日菜太は非常に左のキックが強く、全体的に左の攻撃が強い選手だと思う。そして距離を取るのも非常に上手い。彼のことは色々な映像を見てチーム全体で研究した。それを前日に復習して、その時点では50\%ぐらい上手くいくかなと思っていたが、当日は90から100\%やりたいことが出来たと思う」
■日菜太選手のコメント
「(試合を振り返って?)本当に力及ばずで、最初の前蹴りみたいなので目をやられて自分のゲームが出来なかったんで。今日は本当に完敗だなと思います。この試合に賭けてきた想いやものが凄いあったので、こういう形で終わってしまって、今は何を考えれば良いか分からないです。まあちょっと鼻を折られちゃったんでしっかり治したいなと思います」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2018年3月21日(水・祝)K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~
- 日程
- 2018年03月21日(水)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
- 選手